うひょひょひょひょひょ。
うっ。しばらく現れないと思ったら、
この陽気で、そのどす黒い姿を堂々とさらすとは、
まさにこの世の地獄を見るようだ、邪悪なT君よ。
「いや〜ほんとに地獄ですね〜。ペヤングもアレでしたけど、
UFOもいいかげんアレですよね〜。
だってマヨにわさびが入ってるんですよ〜。
これを地獄と言わずに、なんて言うんでしょう〜」
地獄なのは、貴様の存在自体だろう。
マヨにわさびが入っているからといって何だと言うのだ。
「甘いですね〜いや、辛いんですよ〜
だってわさびが、25.9(じごく)グラムも入ってるんですよ〜。
どうせ人生、地獄なんですから〜さっさと行っちまいましょうよ〜」
誰の人生が地獄なのだ。
貴様と一緒にするな。
「まあまあ〜地獄の先は、桃源郷ですから〜。
ほら〜見えませんか? 先に桃源郷に行った人たちは、
それはそれは幸せそうな顔をしてますよ〜」
何が幸せなものか。
たった200円で桃源郷に行けるわけないだろう。
「それが、行けるんですよ〜200円で〜。
スーパーなら198円で買えますよ〜桃源郷が〜うひょひょ」
値段の話をしているのではない。
今日こそ貴様を地獄行きにしてやる。
そう叫びながら、わさびマヨを奴の目や鼻、
粘膜という粘膜にこれでもかとこすりつける。
「うひょ〜何てコトをするんですか〜」
邪悪なT君は阿鼻叫喚の声を上げたが、
それは決して苦痛だけの叫びではなかった。