うひょひょひょひょひょ。
ぐっ。満身創痍なときに現れやがって。
貴様がいるだけで、寿命が縮まっているではないか、
邪悪なT君よ。
「まだまだ死ぬわけにはいきませんよ〜。
ほら〜人間、生きてるといいことってあるじゃないですか〜。
ついに、前人未踏の領域に突入しましたね〜ペヤング」
カレー? 納豆?
前人未踏かどうかは知らんが、あり得んだろう。
「いやいや〜現実は不可解ですからね〜。
何があっても不思議じゃありませんよ〜。
でも、まさか焼きそばにカレーと納豆なんて、
しかも金ピカのパッケージ、まさに●●●●ですよ〜」
また禁止用語を使ったな。
カレーか納豆のどちらかにすればいいではないか。
「そこが●●●●なんですよ〜カレー焼きそばとか、
納豆やきそばとかを超えたアレですよ〜
まさかカレー納豆焼きそばとは
恐れ入りました〜いや〜長生きするに限りますね〜」
長生きなどさせるものか。
いま、この場で貴様の人生を終わらせてやる。
そう叫び、奴の喉元をかっ斬ろうとしたけれど、
スパイシーでネバネバした体液を放出して、
斬っても斬ってもヌルヌルして致命傷にはほど遠い。
「まさに無敵ですね〜この世にあり得ないことって
ないんですよ〜やりたいようにやればいいんですよ〜」
ポジティブなことを言っているようだが、
その顔も、心も、それはそれはネバネバのスパイシーで。