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Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

真昼の邪悪

2015年02月07日 | ささやかな幸せ

午前中、とある人とアキバのカフェで長話。

お昼を過ぎてしまったので、食事でも、

ということでカフェの入っているビルのレストラン街に。

イタリアンな店に入って、ピザなどを食す。

あれ。これは何だ。

なぜこんなモノが目の前にあるのだ。

真っ昼間だというのに、けしからんではないか。

この琥珀色と泡の白。なんという邪悪な色。

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酔いどれ申請書

2014年06月10日 | ささやかな幸せ

こういう仕事をしていると、

いちばん嬉しい言葉は「増刷」だったりするわけだけど、

2年前につくった本が、3刷りになったとの知らせをいただき、

人生、たまにはいいことがあるものだ、と。

 

いまつくっている本も、そうなればいいと思いつつ、

入稿に向けて大詰めな感じ。明日もいろいろとあるだろうけど、

とりあえず今夜は麦のアレを呑もうかと。

呑んでいいですよね、って誰に許可を?

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世界でいちばん豪華なアレ

2014年03月06日 | ささやかな幸せ


とある取材先で、ランチをすることになり、
ご馳走になったのがこれだ。

コロッケでもヒレカツでもない。
いったい何であろうか。想像もつかないだろう。

聞いて驚くな。これはハムカツなのだ。
ここはちゃんとしたレストランなのだけど、
メニューにハムカツがあり、瞬時にオーダーしたというわけだ。

食してみると、実に美味ではないか。
厚みがあってジューシーなハムが
上品にカツとなっている。

これは自分の知っているハムカツではない。
ハムカツとは、これよりはるかに薄く、
むしろコロモの方が分厚く、中身のハムは、
それはそれは薄いはずなのだ。
アツアツに揚げたてなら、それで百点満点。
たまらなく昭和の匂いがして下品極まるもの、それがハムカツなのだ。

だが、しかし、
えらく上品なものに変身したものだ。
しばらく見ないうちに、セレブの人たちが食しても
何ら恥ずかしくない姿になっていた。
ハムカツのセレブ化。時代は変わる。

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肉体と魂

2014年01月25日 | ささやかな幸せ
アトリエ・ダンカンプロデュース。
「有頂天家族」のことをもう少し。

森見登美彦さんの小説は
独特の言葉使いとリズムがあり、
非常に心地良い知的快感が得られるというか。
そんな森見さんの「有頂天家族」も、
狸の一族が京都の街を所狭しと暴れ回るスピーディーな小説だ。

アトリエダンカンによる本作の舞台化は、
小説に出てくる登場人物のセリフはもちろん、
地の文もまるごと引用しながら、森見ワールドを再現していく。
役者さんたちも、ひとつの役だけではなく、
複数の役をこなし、舞台を縦横無尽に駆け回り、歌って踊る。
舞台装置はシンプルだが、そんなことは全く気にならないほど、
役者さんたちの一挙手一投足に目が離せない。

狸の三兄弟が織りなすドタバタと、
亡き父親の狸が子供たちに遺した愛情あふれるメッセージに
ほろりとさせられるクライマックスまで、途中休憩をはさみながら
2時間半以上、テンションが高いまま突き進む。

芝居を見たのも久し振りなら、
本多劇場に来たのも10年以上前かもしれない。
仕事がらみではあったけど、堪能しました。
席を手配していただいたG社のSさんに感謝。ありがとうございました。

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至福を見つけた日

2014年01月16日 | ささやかな幸せ
ウォーターベッドなるものが、ある。
普通、ベッドのマットレスの下はスプリングだけど、
代わりに水が入っていて、寝る人の体を水の浮力で支えるのだ。
スプリングのベッドとは違い、ふわふわと体が浮くので、
体に余計な負担がかからず、非常にリラックスできるという。

「ちょっと、寝てみます?」

ここはいつもの整体院。
例によってガチガチに凝り固まった肩と背中と腰を
思い切りマッサージしてもらったあと、先生がそう言うのだった。
目の前にあるのは、噂のウォーターベッド。
お言葉に甘えて寝そべると、おお、確かにふわふわと体が浮く。

「じゃあ、行きますよ~」

先生はそう言って、スイッチを入れた。
するとベッドの中の水が動き出し、
水流となって全身をマッサージし始めたではないか。

なんという気持ちよさ。
そして、なんという幸福感。
生きていると、ほんとに辛いことばかりで、
ことあるごとにくじけてはやさぐれる毎日だけど、
こんな幸せがあったとは知らなかった。うひょひょ。

「はい、おしまいです~」

え? もう終わり? 10分ぐらいしか経ってませんよ。

「保険の適用が10分までなんですよ~これ以上やると実費になっちゃいますから」

なんということだ。
この世のものとは思えない幸せが、
たった10分しか味わえないとは。
また来ます。今度はもっと肩凝りと腰痛がひどいときに来ます。
来るったら、来るのだ。




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やさぐれ男のおせっかい

2013年11月24日 | ささやかな幸せ
あなたのおかげで
生きる希望がかなり湧いてきました。
あともう少し頑張れるような気がします。

ライブ中、何度本人に向かって心の中で叫んだだろうか。
ポール、あなたが71歳だということが信じられません。



声の衰えを指摘する人たちもいるようだけど、
71歳にもなって、オリジナルとキーを変えずに歌うポールの凄さをまず認めたい。

普通、05とか10は演らなくても誰も責めないし、
ましてやアンコール2の02でシャウトするカッコ良さ。
さらに21や24といったライブでは演りにくそうな曲も難なくこなしてしまい、
懐メロではなく、現役な曲として聞かせる技量。
バックバンドのメンバーはビートルズでもウイングスでもソロでも
完璧に演奏するわけで、このメンバーがいるからこそ
ポールは世界ツアーを敢行できるのだと思う。

それにしても全39曲。チケットが1万6500円だから
1曲あたり423円ですよ~「イエスタディ」が500円でお釣りが来ます。
なんともお得というか。

ウイングスファンとしては04と08が泣けました。
ビートルズでは11と20の楽しさと躍動感。
ベストアクトは新譜の18か22かもしれないなと。現役だ。バリバリの。

来日公演はもう最後かと思ったけど、
75歳ぐらいになっても普通にツアーをやっているような気がする。
せめて80歳になったら、ちょっとスケールダウンして、
中野サンプラザか渋谷公会堂で、地味なアコースティックライブでも
やってくれるといいのだけど。それは無理かな
と妄想を膨らませた夜でした。

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肩凝りノーフューチャー

2013年08月08日 | ささやかな幸せ
「い、いったいどーしたんですかああっ?」

叫び声がまわりに響き渡った。
ここは仕事場近くの接骨院。
叫んだ声の主は、いつもこの凝り固まった首や肩や背中や腰を
マッサージしてくれるS先生だ。

さぞかしこの首や肩や背中や腰が悪いのだろうと思いきや、

「なんか、すごく柔らかくなってますよ~」

と。なんということだ。
確かにマッサージされても、いつものように
激痛が走って、身が悶えるということはない。

「不思議ですね~前回はガチガチだったのに」

どうやら指圧していても、指がいつもより
身体の奥に入るようだ。

不摂生な生活(おもに麦のアレが原因)と、
仕事を選ばない節操の無さに加え、
エアコン無しではいられない状況もあって、
首や肩や背中や腰が瀕死状態だったのだけど、
今日はなぜか、調子が悪くない。何故だろう。

大病する人も小康状態になることがあるらしいから、
自分もそんな状況なのかと戦々恐々。
だけど、今は調子が悪くないのだから、まあ良しとするか。
今さえ良ければいいのだ。先のことなんか知るか。
とノーフューチャーなtacoでした。

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流れにたゆたって

2013年06月20日 | ささやかな幸せ
国分寺から西武線に乗る。
鷹の台という駅で降りる。初めて来た。
とある打ち合わせでここまで来たのだけど、
普段、23区内で生活していると、
武蔵野な感じというか、
東京にはけっこう緑があるんだなとあらためて思う。



玉川上水に沿って歩く。
水の流れと木々。
ほんの少しだけやさぐれ気分がおさまるのでした。
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諦めから希望へ

2013年06月06日 | ささやかな幸せ
個人的なことを言わせてもらうと、
やむを得ぬ事情で消滅してしまったり、
不慮の出来事で誰かが亡くなってしまっても、
まあそれは運命だから、仕方ないと思ってしまう。
なので「あれが今残っていれば」とか、
「あの人が生きていれば」と悔恨することはあまりない。
諦めが早いのかもしれないけど、
自然の流れには逆らえないなと思うわけで。

しかし、それでも
この世から無くなって、
非常に残念なものが少しだけ、ある。

ひとつ。
新宿三越にあったジュンク堂書店。
広大なフロアに敷き詰められた本。しかも3フロア。
この本の海に漂う快感といったら、ない。
そんな素晴らしすぎるこの書店も昨年、
「ビックロ」なる商業施設にとって代わられてしまった。
同じジュンク堂でも池袋店や渋谷東急店とは違う心地よさがあったのに。

ふたつ。
ナンシー関さん。
消しゴム版画家として、
TVコラムニストとして類い希なる存在だった人。
亡くなって10年以上経つけれど、
ナンシーさんに代わる人はおらず、その席は空いたままである。

みっつ。
居酒屋K。
御茶ノ水にあったこの居酒屋は、
愛想のいいおばちゃんたちが店員で、
おつまみもそこそこで値段もリーズナブル。何よりいいのは、
店が閉まるのが夜の11時という、健全な営業時間。
やさぐれた酔っぱらいたちを優しく追い払い、
まともな時間に家に帰そうということなのだろう。
しかし、あるとき行ってみたら、
いつのまにか閉店しており、ひどく落胆したことを覚えている。
優しげなおばちゃんたちと、真っ当な営業時間。
そんな居酒屋はなかなか、お目にかかれない。

と思ったら、復活していた。
御茶ノ水ではなく、飯田橋にあることを発見。
喜びいさんでN氏と麦のアレを大量に摂取するのでした。



画面が揺れているのは、
決して酩酊しているからでは、ない。
ないったら、ない。

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ゾーサツに悶絶

2013年05月27日 | ささやかな幸せ
午後から渋谷で打ち合わせ。
秋に出そうとする本の件で、いろいろと作戦を練る。
かなりハードルが高い感じなのだけど、
とりあえず資料本をあたったり、知り合いの知恵を
たくさん借りつつ、突破口を見つけていかないと。

あと去年作った本が増刷になったという知らせが。
この仕事をしていると、
「ゾーサツ」という言葉ほど嬉しいものは、ない。
辛いことばかりではない。たまにはいいことが、ある。
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