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Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

Nobody can do me no harm

2018年10月13日 | ささやかな幸せ

誕生日祝いに、

うなぎをご馳走してあげてももよろしくてよ。

とツンデレなお誘いを受けて、

いえいえそんな、うなぎなんて恐れ多いですよ。

アナゴとかドジョウとかでいいですから。

細長い魚ならなんでもいいですから、と恐縮しつつ、

牛込にあるそれはそれは庶民的なうなぎ屋さんに。

店内はお客さんで一杯で、かろうじて空いてたテーブルにすわり、

麦のアレをいただきながら、40分ほど待つ。

 

 

たいへん美味でした。

肝吸いもお新香も申し分なかったです。

普段、うな丼のタレ味の焼きそばを食して

悦に入っていた自分は堕ちるところまで堕ちていたけれど、

焼きそばだけが食い物ではないんだと再認識。

ごちそうさまでした。

 

そのあと別の人から

誕生日プレゼントということで、本をいただく。

そうか自分はこういう方向性もあるんだと

思わせてくれて、なかなか示唆に富んだセレクトだと。

どうもありがとうございました。

 

今日ぐらいはいい思いをさせちゃるけんのお、

明日からは覚悟せんかい、わかっとるんか、あん?

と神様に言われているような。

 

帰りの電車でiPodをランダムアクセスで聞こうとして、

流れてきたのがビートルズの「ハピネス・イズ・ア・ウォーム・ガン」。

幸福は撃ったばかりの銃なんだ、とジョン。

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シュワシュワの春

2018年03月24日 | ささやかな幸せ

「山あいの温泉に行こう」

そんな誘いを受けた。

温泉なんてもんはのお、

ワシらみたいなモンには無縁なんじゃ、あん?

と言おうと思ったけど、

聞けば、高尾山口にスーパー銭湯的なものがあるらしく、

朝早めに行けば、入場料は800円ぐらいだというではないか。

どうせ人生、地獄にまっしぐらなんだから、

たまには極楽を味わうのもいいかな、と。

 

いろんな種類の温泉を楽しむ。

おおむね38度ぐらいという温度も優しい。

露天風呂で高尾の山を見ながら、ぬるま湯につかる。

炭酸湯なるものに入ったら、

細かい気泡がなまっちろい体じゅうにシュワシュワと

まとわりついてきた。

 

 

お湯から上がって、

蕎麦とカツオのたたき丼などを食す。

付け合わせの菜の花の天ぷらが美味でした。

こんな状況で、麦のアレなんぞをいただいたら、

チンボツ確実のぬるま湯の春。

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マッシュルームラブ

2018年01月26日 | ささやかな幸せ

冷蔵庫に、キノコ(シイタケとマイタケ)の残りがあったので、

鍋に水を張って、ダシ用の昆布を入れて火にかける。

沸騰したら、キノコを適当にちぎって投入。

野菜室にあったハクサイを、これまた手でちぎって鍋に。

冷凍庫に、雑煮用に使ったトリが

少し残っていたので、凍ったままのを

ざあっと鍋に入れる。

肉に火が通ったら、めんつゆを入れて味をととのえる。

そのあとうどんと卵を入れて煮立たせて、

キノコうどんの出来上がり。なかなか美味。

それよりも何よりも、

寒い日にはやはりアツアツのうどんだな、と。

キノコがあると生活が

ちょっと潤う気がするのは自分だけだろうか。

 

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140円でサヴァイヴ

2017年10月20日 | ささやかな幸せ

人生のうち半分以上はやさぐれているので、

たいてい焼きそばを食しながら悪態をつく毎日です。

 

そんなやさぐれた男の心を

やさしくいたわってくれるのが

仕事場の近くにある和菓子屋さん。

 

 

酒飲みのくせに、

ここのどら焼きや大福の

素朴な甘さに首ったけ(死語)なのです。

季節ごとに、桜餅とかおはぎ、

柏餅やヨモギ饅頭などが並んだときの幸福感。

 

人生の酸いも甘いもかみ分けたお店のオバチャンの

さっぱりした対応もいい感じで、

今日はきんつば(140円)でも食すかな、と。

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アレとソレの快楽

2017年10月17日 | ささやかな幸せ

午後イチに埼京線で大宮まで行き、

そこから川越線で指扇という駅で降りる。

駅前にコンビニがあるぐらいで

本当に静かな静かな町というか。

 

 

K社の編集Eさんと待ち合わせて、

カメラマンDさんのクルマに乗せてもらい目的地へ。

とあるアーティストの方の作品づくりの取材をおこなう。

初めて見ることばかりで驚きの連続。

 

4時間ほどの取材を終えて

仕事場に戻ったのは夜の7時。

去年作った本の編集さんからメールがあり、

とあるブロガーさんがその本の紹介をしてくれたところ、

アマゾンの売れ行きがすごいことになったという。

カテゴリー内で1位なんて、自分がかかわった本で初めてだ。

そのブロガーさんの影響力ってすごいなあと。

ともあれ、いい話なので今夜はやさぐれることなく、

麦のアレとか米のソレでもいきますか。うひょひょ。

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雨に唄えば

2017年07月18日 | ささやかな幸せ

安レコード漁りが止まらない。

ほぼ毎日、仕事場近くの書店に寄るのだけど、

その隣の雑居ビルの2階がディスクユニオンなので、

ついつい寄ってしまい、

いろんな意味で安すぎるレコを物色してしまうのです。

 

ということで350円のレコを2枚購入し、

ニヤニヤしながら店の外に出たら、かなりの豪雨。

傘のない身としては、しばし店の軒先で立ち尽くすのでした。

 

ふっふっふ。

だが、しかし、自分にはレコがあるではないか。

ということで、買ったレコで雨風をしのいで仕事場に戻るのでした。

レコは役にたちますな。CDじゃあ無理だし。

 

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チンボツから多幸感へ

2017年01月02日 | ささやかな幸せ

年末に、とある映画監督の取材をしていたのだけど、

その監督の新作が年明け公開となったので、

お客さんとして見に行く。

 

午前中の回と午後イチの回がなんとチケット完売。

自分たちが見たのは夕方前の回だったけど、

その回も完売で、補助席もいっぱい。

通路に座布団を敷いて見るお客さんもいたほどの盛況。

映画はもちろん秀作なのだけど、

こうしてお客さんがたくさん入ると、ほんとにいいものだなあと。

映画が終わったあと、拍手が起こったりして、

なんなのだろう、この幸福感は。

といった感じで劇場をあとにする。

連れと近くのカフェに入って、映画の話をいろいろと。

 

夜は仕事を進めるべく、そそくさと帰宅。

元旦の夜は予想通りチンボツ(by田中小実昌)してしまったので、

なんとか取りかえそうとする正月2日でしたとさ。

 

 

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変わる回転軸

2016年12月23日 | ささやかな幸せ

実は誕生日が10月だったのだけど、

「お祝いに寿司をご馳走してもよろしくてよ」

と言ってくれる人がいて、延び延びになっていたのが、

本日、ついに実現したという。ついでにメリクリな感じ。

 

 

こ、これってあの「ちゅうとろ」ってやつですか。

口のなかでとろけるような、

脳髄にまで染み込む、めくるめく快感ってこのことですか。

しかも、なぜカウンターが回ってないんですか。

どうも落ちつきませんね。んじゃあっしが回りましょうかね、

なんて、インチキな江戸前の噺家になったような気分。

 

こんなに幸せでいいのだろうか。

一年分の幸運を使ってしまったような気がする。

でも今年はもう終わりなので、

まだ幸運が少し残っていたということだろう。

 

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じわじわとありがたき

2015年11月19日 | ささやかな幸せ

胃痛も首肩の凝りも容赦ないのだけど、

締切はちいとも待ってくれないのは世の常というか。

原稿と構成案をひたすら進めるが、それほど順調とは言えず悶々。

明日はまた取材があるので、原稿は書けないだろうな、と。

ずっと仕事場に籠もっていると、煮詰まるので、

いくらか外に出た方がいいのだけど。

 

そんなこんなでやさぐれていたら、

夏に作った本が増刷になったとの知らせをいただく。

じわじわと売れたんだな、と安堵。

あと小包が届いたと思ったら、

1年ぐらい前に取材した人の新刊だった。

わざわざ献本していただいたようで、恐縮する。

一回しかお会いしていないのに、ありがたいというか。

 

これはもう祝杯でしょう。麦のアレにしようかな、

それとも米のソレがいいかな。うひょひょ(←胃痛)。

 

 

 

 

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人生の特等席

2015年03月11日 | ささやかな幸せ

カツカレーは、あまり好きではない。

 

カレーに何かトッピングするときは

大抵コロッケかメンチカツを選ぶ。

カレーはただでさえカロリーが高いのに、

さらにトンカツという、これまた高カロリーのものを

摂取するので、ちょっとボリュームありすぎでワビサビがないなあと。

よく刻みキャベツが添えられたりしているのも苦手だ。

 

 

実は仕事場の近くにある区役所の2階に

いわゆる昭和な感じの食堂がある。

どうやら水曜日は「カレーの日」らしく、

食券の自販機に「水曜カレー大盛り520円」とあったので、

思わず買ってしまったと思いねえ。

普通の大盛りカレーなんだろうなと思っていたら、

食堂のおばちゃん、何とトンカツを乗せるではないか。

ただのカレーのつもりがカツカレーになった瞬間、

「カツカレーなんて、ふん」という態度をとり続けてきた自分が

恥ずかしくなってきた。そして体の奥からこみ上げてくる喜び。

 

かなりのボリュームだったけど、

ふつうに美味しいカツカレーで、

至福のランチタイムを過ごしたのでした。

夜になってもお腹が減らないところも、カツカレーだなあと。

 

 

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