桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

台湾訪問記4

2018-08-28 | Weblog



25日の5時から俺が唄う時間と言われていたが、前の各国イノセンスプロジェクトの報告などが長引き、俺の出番は5時20分ころ。
短く2曲で終わるつもりが、凄く好評で、結局、事前に歌詞を送っておいた4曲、全部を唄うことになった。
伴奏は、大崎事件の報告をした鴨志田先生。先生は、自作の「アヤ子の歌」を披露したが、涙を浮かべて聴く人もいた。
台湾の皆さんは、俺の歌よりも歌詞に惹かれていたそうだが、林弁護士は「涙が出た、心が伝わった!」と言ってくれ、歌の力は国境を越えると感じた。
その夜の晩餐会は、凄く盛り上がった。
台湾式乾杯を重ねて、何時にホテルに帰って寝たのか、全く記憶が無かった。 

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