桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

悩み

2008-08-25 | Weblog
人間が生きていて、悩みが無いとうことは有り得ない。
俺は、何も無い人間。地位、名誉、金、財産。本当に何も無い。
だから、かなり呑気に生きている。無いから、こだわらない。無くしても、得られなくても、同じことという感覚なのだが、俺にも悩みがある。
正直、今度の高裁決定では、闘いは終わったと思った。だよね、検察官は証拠を隠してきたんだもの。ところが、検察は隠してきた証拠は「信用性が無いわずかな証拠」だと言う。上手いよね、この論法。自分たちの不正を隠し、かつ、ゆえに有罪だ!と言う。伊達に司法試験は受かってないね、検察官は。「検察は正しい、証拠は信用性が無いから出さなかった。」この言い方、上手いけど、でも汚いよね、
俺は、本当に頭に来たね。この連中は、日本の正義を歪めてる、社会を捻じ曲げてる。
もうすぐ我が家は崩壊する。でも、どうするか判らない。なるようになる、けど、住む家の不安定って、かなりスリルだよね。俺の悩み、かも知れない。
でも、悩んでこそ人生。この思いが、俺にどんな結果を残すか、少しだけ楽しみだどね。

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