桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

高校生教科書

2013-03-27 | Weblog

今日の新聞に教科書検定に付いての記事があった。
文科省も保守的と言うか、政治的には保守政治の護り手だ。自民党政権の意志に通じて社会批判の教科書に付いては、かなり口を挟んで改訂させて来た歴史がある。
何時も通りの検定によって、書き替えた中身で気になったのは、代用監獄を冤罪の温床と書かれたモノが消えた件だ。
監獄法が変わり、文字通りに代用監獄と言う施設は無くなったからという理屈だそうだが、パソコン遠隔操作事件で嘘の自白をさせられた人がいるように、今でも警察の留置場は冤罪の温床であることに変わりはない。
このような部分から、今の警察や検察の批判が消されて行くのだろうが、そうはさせない!


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