桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

日本海の虹

2019-12-22 | Weblog
あれは何年前だったか、金沢に住む親戚の娘が「金沢の冬空は憂鬱になる」とメールか来たことがあった。
海に雲が垂れ下がり、灰色と黒色混じりの海と空は、確かに気の重くなるものがある。
昨日、富山県小矢部市で開かれた救援会砺波支部の大会に招かれて来たが、日本海は小雨が降って憂鬱色に染まっていた。こんな風景を見続ける冬の想いが判ると、あのときのメールを想い出していたらば、突然のように雲が切れ、まるで自分の目の前から立ち上がるように虹が現れた!
慌てて携帯で撮影しようとしたが、何度も失敗して、それでも何とか虹を掴まえることが出来た。
こんな綺麗な虹を見られるならば憂鬱色の日本海もいいかもね。

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1 コメント

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大和・郡山市をQ円会が、制圧する (神月・拓海 本人です。)
2019-12-22 19:56:10
 来年1月の、集会に東京からも行きましょう。えん罪をなくそう、刑事訴訟法も替えるべきだとする議員も居る、先進的な・地方自治体が、関西にも在るんですねぇー、正直、驚きました。
 昔で言えば 明治期、多摩地方、秩父での自由・民権運動の燃え上り。…えっつ だけど、何故、それが、杉の・見事な美林の多い、秩父の山村で発生・勃起…、なのか。高校の社会科の・センセでも今これに、まともに答えられる人は、僅少でしょう。美智子さんも見て感心したとされる、かの・五日市憲法草案です。
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