桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

再開

2011-08-19 | Weblog
再審開始が確定する前は、毎朝、出来るだけ歩いていた。朝にダメなときは、時間のあるときに歩いて、一気に12キロも歩いて疲れてしまったこともあった。それが、再審開始が確定して、色々と多用になって歩けなく、いや歩かなくなった。そして、健康診断をしないで、約3年、毎日のように祝杯だった。
少し身体が揺るんで来た自覚だったが、昨日、人間ドックに掛かったらば、幸いにも異常はなかった。
もう充分に祝杯は上げた。これからは本来の自分に戻るために、まず今朝から散歩を再開した。何れは走り、北松戸にあるキックボクシングの道場にも通いたい。新しい闘いをするには、新しい俺にならなくては!また闘いの始まり、そんな今朝の思いだ。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
暑いですね (てぃだーくプラン)
2011-08-19 16:29:18
確かに
身体と言うのは思い通りにならない・・・・・。


桜井さんのブログを一ケ月前より読んでます。
あるふとした事から
ふとしたタイミングです。


毎日僕も歩いてます。
最近デスクワーク70%、作業30%、身体はダラダラです。机に座ってるおっさんが真っ黒に日焼け、滑稽です。
でもがんばりましょ。
返信する
捏罪の新しい武器… (たまご)
2011-08-21 07:56:25
東電社員殺害事件とDNA鑑定の「光と影」=論説委員・伊藤正志
http://mainichi.jp/select/opinion/hansya/news/20110821ddm004070002000c.html

森弁護士は、DNA鑑定の画期的な発展を前提に、捜査機関による証拠の捏造(ねつぞう)も新たな局面に入ったとして、こう書く。

「全く無関係な者を犯人に仕立て上げることなど、いとも簡単にできるようになってしまいました。提出を受けた検体をほんの少し、被害者の持ち物に付着しさえすれば、それだけで鉄壁の証拠が作り出されてしまいます。(略)完全犯罪ならぬ完全冤罪がインスタントで作り出せるということです」

ミステリー小説のようだが、背筋が凍る仮説である。

現在、DNA鑑定は指針策定を含め警察に運用が任されている。試料の管理に警察以外の第三者を介在させ、方法についても明確なルール作りが必要だ。
返信する

コメントを投稿