桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

宇都宮

2012-07-01 | Weblog
昨日は、宇都宮での狭山事件関係の集会だった。
自治体関係者も多かったのか、久しぶりに「ぬのかわじけん」と呼ばれた。
「冤罪は、なぜ作られるか。冤罪をなくすには」という分科会に参加して発言したが、参加者は300名ほどだったか。分科会は60名ほどだった。
先日、開始決定を得った東電OL殺人事件の今井さんも来て報告した。
足利事件の菅家さんも来ていたが、全く発言はなくて、座っていただけだった。
どこへ行っても話すことは同じで、警察官の職業的宿命、検察官の組織的問題、裁判官の個人的問題などが合わさっての冤罪なのだと言うことを話して来た。


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