桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

裁判所前宣伝

2015-12-17 | Weblog
今日も東京地裁・高裁前に行って、冤罪仲間の狭山事件の宣伝に参加した。
昨日はコートのいらない温かい日和だったが、今日は冷たい風が吹く中だった。もう52年、石川さんは無実を訴え続けている。無実だからこそ続けられる行動証拠だが、ここでも検察は肝心な証拠を提出しない。腐れ検察が石川さんの雪冤を阻む元凶だ。何とかしたいなぁ、証拠開示法を作りたい!!と痛切に思った今日の宣伝だ。

肩透かし

2015-12-17 | Weblog
昨日は口頭弁論期日。裁判所前で、恒例の宣伝をした後、民事裁判の証拠開示請求になる、文書提出命令に付いての裁判所の判断があるものと思って臨んだらば、裁判長自身が「異動になる」と語り、「新しい裁判長が判断することになる」だって。
坂本勝さんと言う名前を覚えたばかりの感じで、まだ異動して来て9ヶ月余りで千葉地裁へ行くらしい。後任は、東京高裁から来るらしいが、どんな人かねぇ。もう文書提出命令の請求をして3年。次の人が判断することは確実だが、社会常識が通用する人ならいいけどなぁ。