桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

手口は同じ

2015-12-14 | Weblog
警察官が「捜査に使った」と嘘の領収書を出して得た金を飲み食いに使ったという事実が明らかになった。これ、北海道警から暴露された警察の裏金作りと同じ手口だよね。
この警部補は解雇されたが、きっと思ってるよね、「さんざん警察が組織としてやって来たのに、俺の僅かな金額がクビの対象にされるんだ!」と。
個人でやればクビ、組織でやれば無罪、ね。
北海道警では、ワイセツ行為などの不祥事を犯した警察官に付いて、その名前などを公表しなかったことも、今朝の新聞に出ていたけど、本当に警察官はいいよなぁ。よほどのことをしなければクビにならずに守って貰えるんだものなあ。
不正領収書でクビになったのは、今もある餞別金作りに響くと困るからかも知れないね。だから、「警察は金には厳しくやってる!!」のポーズをしめすために、解雇!
違うかなぁ。