桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

怖いねぇ

2014-10-30 | Weblog
小渕優子に強制捜査。
検察が動くと、社会は「大事!!」と騒ぐが、小渕優子問題は政治問題。もっと言えば、自民党問題だ。政治業を金にして、政治家で金儲けする輩の問題だ。
自民党の政治家は、全員が身に覚えがあるよね。
安倍首相の顔色が悪い。
アベちゃんは60才だよね。なのにジイさん・岸の、あの弛んだ頬になり、ますますヒットラーに似て来た。
前任時、胃を病んで退任した安倍首相、大丈夫かねぇ。
小渕家を支えた秘書、追い詰められて大丈夫かねぇ。どちらも命が大丈夫かと、何だか案じてしまうよ。
俺は死刑廃止論者。この世にある命は、誰もが命の定めを裏切らないで生きて行くべきと思ってる。
安倍首相!小渕優子秘書さん、命を粗末にしないでね。

面会

2014-10-30 | Weblog
志布志事件の弁護士をされている野平先生は、他にも冤罪事件の弁護をされていて、今日は、その人の面会に行った。
強姦事件らしいが、自称被害者の証言は、少し話を聞いただけで矛盾の多さに驚く。しかも、目撃者がいて裁判では、「二人はイチャイチャしている感じで、隠れるようにしたから見ないようにした」と証言しているのに、それでは強姦事件で有罪に出来ない裁判官は「目撃証言とは認められない」と言うらしい。
事件現場にも行って見たが、百聞は1見、警察と検察は無実に繋がる監視カメラ映像を隠しているし、被害者の語る被害はあり得ない。
高裁宮崎支部の審理は、職権でのDNA鑑定が決まり、来月には押田先生での再鑑定がなされるらしい。
被害者の膣内の精液が被告のモノとされたらしいが、これで違うと出れば一発無罪だろう。
キャバクラに勤めていて泥酔しての帰宅時に、この冤罪に巻き込まれたと言う被告は、当時、20才だったとか。素直な瞳を持つ、少し気弱そうな若者だった。我が身を思い、この体験を生かせるし、生かせるように頑張って欲しいと励まして来た。
何とか宮崎で良い結果が出て欲しいものだ。

熊本城!!

2014-10-30 | Weblog



昨日は、九州弁護士会のシンポジウムで鹿児島入り。打ち合わせは今日だが、千葉刑務所仲間の消息を訪ねるために、前日に来て、熊本県水俣市に行く予定だった。
ところが、熊本空港から水俣市は遠い!「2時間45分」とナビに示されては、6時前には鹿児島に行く予定もあるので、実際に水俣市で人探しをする時間は1時間程度しかないことが判り、残念ながら予定変更。長い念願だった熊本城へ行き先を変えた。
熊本城は広かった。
姫路城など、これまでに多くの城を見学したが、熊本城は規模が違い、再建された部分が、不思議と「昔、城が造られたときは、こうだったんだ!」と身近に古を感じる素晴らしい城だった。
ここも時間が足りなくて、総ては見きれなかった。また行かなくては!!