桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

その通り!

2014-10-20 | Weblog
俺は千葉刑務所で、2度、懲罰を受けた。1度は、仲間からトマトを貰い、2度目は、音楽クラブの仲間の伝言を伝えたこと。
「宜しく言ってたよ!」と、俺の伝えた言葉は大きいから、それが職員の耳に届いてしまい、俺を狙っていた職員は、「不正伝言だ」として懲罰行為にされた。今日、団扇で辞任した松島みどり氏は「これで辞めなければならないならば、みんな辞任だ」と言ったらしい。
俺も言われたよ、「そんなことで懲罰ならば、みんなが懲罰だよ」と。
判るなぁ、松島さん!!
だよねぇ。自民党議員ならば、誰もが金目のモノを選挙民に配り、それで選挙民と繋がってる。
この際、「密告取引法」を先取りして、自民党仲間の行為ひ漏らして、自分の罪は許して貰えば。司法取引は、誰かの罪を密告すれば自分が助かるんだよ。法務大臣んだもの、そのくらいは知恵を働かせないとダメだよ、松島さん。

崩壊の始まり?

2014-10-20 | Weblog
金で票を得る政治家が悪いのか、票を金で売る選挙民が悪いのか、どっちもどっちなんだろうが、バレてしまった小渕優子が経済産業省大臣を辞任した。
団扇を配り、公選法違反を告発された松島大臣も辞任。女性を守り立てる時代だとして大臣にした女性閣僚なのに、早々と二人が辞める羽目になった。
いよいよ安倍の天下も凋落の兆しだろうか。
ヘイトスピーチの右翼と仲良しの山谷大臣も、その嘘の悪質さから言えば、俺は即刻辞任モノだと思う。まだ松島大臣の方がマシだろう。
アベノミックスなる幻に騙され、それで儲かるのは大企業だけの現実は、この景気の低迷で明白だ。大企業の儲けを社会に還元して、限りある資源を有効に使い、社会に生まれた総ての人間が生まれて良かったと思える世界にするため、この世の仕組みを変えなければダメだ。
その第一歩、大企業第一の政治を変換したいねぇ。
今日は、その一歩?

監督

2014-10-20 | Weblog
昨日の野球は痺れたね。
北海道ファイターズのチームとしての、稲葉篤紀選手に対する尊敬と信頼は、実に素晴らしい。
劣勢の中、代打でヒットを放ち、それに依ってチームの雰囲気を変えてしまう稲葉選手の存在があるファイターズを見て、我がジャイアンの不足を、改めて感じた。
結局、4番打者・中田翔のホームランなどで逆転勝利したが、あの勝負強さは、全く打てない中でも吐く苦しみを味わいながら4番打者を務めて来た、その体験が作ったものだろう。
監督は、選手の才能を見抜き、辛抱して起用し、育てる力量が求められる。
栗山監督はファイターズに新人監督として就任した後、確実に育て上げる任務を果たし、今や中田翔は、日本の4番打者と言われる存在になった。
我がジャイアンは、「常に勝つ使命がある中で若手を育てるのは大変」と言われる。が、ファイターズは勝ちながら育てた。問題は、監督の力量だろう。
藤村、大田、中井など、巨人にも素質のある若手は多いが、アンダーソンやセペダ、片岡などの補強で育てる機会を与えられない。
今週はドラフト会議もあるが、監督の忍耐と眼力が必要ない坂本や長野などのような選手でなければ、今の原監督では、どのような素質を持った選手でも取るだけ無駄かも知れないと思っている。
野球も監督は大事だねぇ。

マジ?

2014-10-20 | Weblog
先日、事務所の近くにある本屋に寄ったとき、読売新聞が朝日新聞を攻撃する書籍を出版したのを見た。
水に落ちた犬に石を投げ、鉄砲を射つ行為だなぁ、と、その行為のさもしさと品性の無さに呆れた。
まあ安倍の嘘を庇いたてる安倍応援団に成り下がってしまったのだから、この程度かも知れないが、昨日の新聞には「出版した13万冊のうち、読売新聞が10万冊を引き取り、朝日新聞を止めさせて読売新聞にする拡販に使用している」と書かれていたが、本当に?信じられない!
確かに、朝日新聞は慰安婦問題で「吉田証言」を事実と書いて誤報を流し、長く訂正しなかった。そのことは外国で記事を読んだ人に誤解を与えたかも知れない。責任はある。でも、慰安婦問題の本質は「強制連行」だけにあるのではない。「日本へ行けば良い仕事があるよ。美味いモノを食べ、楽に暮らせる。」などの甘言を用いて慰安婦にし、その後は日本軍の監視と指揮下に置き、慰安婦を強制されたことに、諸外国は「責任を果たせ」と言うのだ。ことは強制連行問題ではない。
慰安婦問題でアレコレを語る言葉は、何時も朝鮮だけしか語らないが、インドネシアやオランダ人に対して行い、その事実が裁判で認定された件では、どう弁明して「強制はなかった」と語るのだろうか。
読売新聞の行為は、この行為こそ、新聞の自殺ではないだろうか。
もし我が家に「この通り」と、この本が読売新聞の拡販で届いたならば、もう読売新聞は購読停止だねぇ。