桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

デカイ!!

2014-10-03 | Weblog

それなりに大きいだろうとは思っていたが、佐渡島はデカイ!
ジェット船で両津港に入るまで、左座席に座った関係で、左手に見えるだけが島だと思っていたらば、島が終わると思った低い土地からは、更に右手にも山があり、両側に囲まれるように両津港はあった。
両側で両津?
来て見なければ判らないねぇ。

佐渡

2014-10-03 | Weblog
明日、狭山事件の集まりで話すために、今日は佐渡へ向かっている。
佐渡と言えば流刑の地。三宅島と並んで「島流しの刑」で有名だが、俺も江戸時代ならば、もしかすると佐渡島へ送られて命を果てたかも知れない。
今回は、明日の集会が終わったらば、すぐに帰って来るが、ゆっくり行きたいところの1つだ。

経験を生かしては困る!!

2014-10-03 | Weblog
新しく検察庁から最高裁判所に天下りするのが、池上正幸元大阪高検検事長だと報道された。「法と証拠を冷静に見つめて行きたい」と、抱負を語るが、検察官職の業に染まった人物なのだから、いかに冷静に見つめようとも裁判官として実態的な真実を見抜くことは出来ないだろう。
検察官が最高裁判所に天下るシステムを作った理由は知らないが、検察・法務が牛耳る法曹界だ、お目付け役として2名を常駐させたのだろう。
池上裁判官は、「経験を生かして」最高裁判官を務めるそうだから、これは絶望的だろう。白を黒と言いくるめ、一度起訴をしたらば無実の証拠を隠して平然とするのが検察官職だ。そのような経験を生かされたのでは、最高裁判所に最後の砦として正義を託す者は、ますます絶望を味わうことになるだろう。