日弁連が盗聴法と司法取引の危険を問う集会だと言う。何をやってんだか。
俺たちは日弁連に対して、「僅かに3%に満たない可視化と引き換えに盗聴の自由を許し、司法取引を認めるのは危険だから、ぜひ反対して欲しい」と何度か要請に行った。
それなのに日弁連は、先の法制審議会での最終答申に賛成をした。
「全面可視化を実現しないままに自由な盗聴を許して司法取引を許せば冤罪は増えるから日弁連は賛成出来ない、と社会に訴えれば、必ず社会は警察と検察を批判して全面可視化の実現に力となる。賛成しないで席を立って欲しい」とお願いしたのに、「僅かでも可視化を実現するのが大事だ」として、私たちの願いを拒否した。
それなのに今になって「盗聴法は危険、司法取引は危険」とは、何事だろうか。そのようなことは判りきった話だろうに、「賛成します」と言っておいて、今さら「危険だ、反対しよう」などの集会をしても、警察や検察はバカにして鼻先で笑うだけだろう。
情けないねぇ、全く。