前田問題に関して、今朝の朝日新聞には、亀井静香さんのコメントが載っている。いわく「こんなことが警察で起きたら、現場の課長や署長が責任をとるだけでは終わらない」と。
元警察官僚、亀井さんの気持ちは判るが、実際の警察は違うよね。
まず認識が違う。
警察による証拠改ざん、捏造行為は日常茶飯事。有りふれた話だ。狭山事件の万年筆。袴田事件のズボン。仙台北陵クリニック事件の血液検査結果。足利事件のDNA鑑定書だって改ざんだ。布川事件でも、真面目な人に救われたが、指紋を偽造しようとしている。
亀井さんは知らないんだね。警察こそ、犯罪者組織。自分たちが真実と思い込み、一度社会に発表した事件や被疑者に対しては、どんなことでもする。証拠の改ざんや偽造など、朝飯前なのだ。そして、その行為が罰されたことなど、これまでに一度もない。
亀井さんの認識は間違っている。警察の証拠改ざん、偽造行為が罰されたことはないのだ。
特別公務員捜査過失罪を作ろう!
「故意、過失にかかわらず、捜査において証拠を改ざんし、偽造した者は罰する。この犯罪は、別途法律をもって組織される者により、被害者の告発によって捜査されるものとする」
もし警察が常に正義によって捜査を行っている自信があるならば、この法律を恐れまいが、今の警察には怖いだろう。
しかし、冤罪の根源たる警察の悪辣な捜査や証拠の改ざん行為に歯止めをかけるには、絶対に法律は必要だ。
特別公務員捜査過失罪
「この罪を犯したる者は、その行為によって犯罪者とされた者と同等の罪を受けるものとする。なお、この法律は過去に遡及して被害者及び関係者の告発を許すものとする」
今や時効がなくなった日本だ。警察の犯罪行為も裁こう!
亀井さんが言わないことがあって、警察官僚が責任をとって辞職しても、必ず天下り先があり、ただ警察官としての地位を失うだけなのだ。だから責任をとっても痛くも痒くもない。
警察も検察も同じ穴のムジナ。ムジナには悪いが、徹底的に犯罪行為を駆逐して、本当に真面目な警察官や検察官の活躍する組織にしたいよね。
ねぇ亀井さん!