桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

もう一つのプレゼント

2010-01-26 | Weblog
水戸から利根町に帰るときは、必ず川上家な寄り、子供に会う。
今日は、家に入っても出て来ないで、どうしたかと思ったらば、丁度、トイレに入っていて、トイレから「ショウジ!ショウジ!」と騒いでいた。
ゲームや遊びに、絵本読みなどを付き合い、帰って来たが、川上家には誕生日プレゼントが用意されていた。
子供たちの祖父母が用意してくれていたバッグ。資料を入れて会議に行くのにピッタリの物だった。
嬉しいね!

ボケ

2010-01-26 | Weblog
昨日、お金を下ろしたくて郵便局へ行った。ところが、暗証番号が違うと、三度とも通じない。仕方なく窓口にに行って、何度かやり直したが、どの番号もダメ。思い付く番号も無くて、直接に問い合わせするしかない。
これで二度目だ。この前は窓口で何度かやっているときに思い出したが、今度は思い出さない。二度も忘れるなんて、どうかしてる。
少しアタマも疲れて来たのかも知れない。

プレゼント

2010-01-26 | Weblog
昨日、東京に私用もあって行った。事務所に行っては、集会で使うレジメを作ったり、この間に頂いた手紙のお礼を書いたりしたが、帰りに、今日来ていた人から誕生日祝いと食事をご馳走になった。
俺の人生を変えてくれたカッちんからも、別に祝いを頂いたが、こうして人様に祝って貰えるのは嬉しい限りだ。
水戸に置いた車を取りに行ったが、連れ合いもプレゼントを買って待っていてくれた。シルバーのネックレス。
短いメッセージに思いがあって嬉しかった。

限界

2010-01-26 | Weblog
俺は社会でまともに働いたことが無い。ボーナスとか昇給とか、勤め人ならば経験したろうことも、全く知らない。
春になると、新聞には春闘という文字を見るが、今朝の朝日新聞にも交渉が本格化したと書かれている。経営はデフレで賃上げは無理と言い、組合は個人消費低迷を解消するために賃上げをと言う。
そこには新聞社の見解は見えないが、残念ながら本質は書かれていない。
この10年間に日本の企業は内部留保金を100兆円も増やしている。小泉政権のとき、企業は労働者を安く使い、儲けをしこたま蓄め込んでいたのだ。今、企業は200兆円を超える内部留保金を持っている。
これを社員、国民に配分して給料として与えれば、すぐにも景気は回復するのに、経営者はやらない。
金持ちの気持ちは判らないが、持っている人は、より多く持ちたい、儲けたいと思うのかも知れない。
今、日本社会の経済は個人消費が大きな割合を占めていて、これを回復させるのが景気回復の決め手だと言われているのに、日本の経営者は、ただ儲けることしか考えないから、なかなか景気回復は難しい。
弱肉強食の資本主義社会を許した小泉政権。本当に最悪だったが、新聞社も資本主義社会の存在だから、今、経営者側に莫大な内部留保金、貯金があることなどは報じない。
新聞社の限界だね。