桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

誕生日

2010-01-24 | Weblog
今日で63歳。もう63歳だ。実年齢と感覚、自覚の差は、ますます大きくなるし、過ぎた年は思えば早いが、不思議と毎年沢山の出来事があって、一年一年は長く感じる。それに年を重ねるたびに、俺の人生には嬉しいことが増えるので、また楽しみな一年になるだろうと思う。
朝方、祝いの短いメールが届き、夕方に川上家から祝いの電話が届いた他は、何も無く過ぎた1日だった。

初ばやし

2010-01-24 | Weblog
我が地区、中田切には稲荷様があり、それに関わる祭りもあって、正月には初ばやしと呼ばれる行事がある。
今日が、その日で、決定もあったので報告がてら参加した。でも、特別に話すことも無くて、一部の人たちに実態を話しただけで終わった。
これで地区の皆さんに対する挨拶は済んだという感じだ。

市民フォーラム北海道

2010-01-24 | Weblog
そういう名前の団体がある。名前の通り、北海道で活動しているが、代表は原田宏二氏。元北海道釧路方面本部長をされた警察官だ。
原田氏は、その経験から警察が行っている裏金工作を自戒を込めて暴露された。
原田氏は裏金塗れて腐敗している警察の実態を語っておられるが、門川春樹事務所発行の「たたかう警官」と言う書籍も出しておられるので、ぜひとも読んで頂きたい。
そこには、本当にどうしようもないキャリア警察官の実態が書かれている。前線で活動する真面目な警察官が、キャリヤ警官のために翻弄される警察の姿は、一般市民には信じられない姿だと思うが、これゆえに俺たちのような冤罪もでっち上げられるのだと判る。
キャリア警察を解体しなければならない。真面目な警察官がまっとうに仕事の出来る警察にしなけらばならない。

報告会

2010-01-24 | Weblog
昨日は、東京の決定報告会と新年会だった。
勝利の喜びを共にして下さる人は多いだろうと思ったが、会場一杯!遠くは山形から来て下さるなど、98名の参加者だった。
なかに水上の葉留日野山荘で出会った沼田さんご夫婦がいた。あれは何年前だったか、守る会の皆さんと行って、そこで俺が大声を出して言争いをしたことがあった。それを見ていたのが沼田さんご夫婦だったが、見ていて不愉快になるだろうに、そうではなくて、その醜いような言い争いに信じあった人たちであるのを感じたと言われて、その後、布川事件を知って下さって親しくお付き合いが始まった。
沼田さんを思うと、改めて布川事件の闘いの有難さを感じる。
報告会も、皆さんの喜びに溢れたものになった。
新年会も報告会の半数以上が参加して超満員。勝つのは嬉しいね。