最初の発売からだいぶ経ちますが、再生産3回目くらいでしょうか。ようやく入庫させることになりました。
KATO製蒸気は新製品として出れば即買いしていることが多いのですが、C56に関してはそれほど触手が伸びない機関車と言う事と、KATO製品は再販が多いので焦る必要もなく、その間にTOMIX蒸気が相次いで発売されていたので、こちらを優先にしていました。
今回は入庫後前後連結器の交換を行いました。テンダーの標準連結器でなくても使用範囲が狭い機関車なので、まだ数両は少ないですが、ナックルカプラーに交換している貨車や客車で代用できるのと、小型機関車の特徴である先頭部分でもけん引する事が多いので両端を交換しています。
先頭のダミーカプラーの方が見た目もスケール的にも良いのですが、C56テンダーが前になるシーンも再現したかったのであえて交換しました。
テンダー連結器交換では、抑えバネが均等な巻になっていなかったので、交換時に電車などに使われているバネに交換しています。圧も同じくらいなので運転時の首振りに問題はないと思われます。
その他はいつものごとく4面のナンバープレートの取り付けになります。
通常の黒プレートと赤プレートの2種類が入っていましたので、ほかの蒸気との差別化で赤プレートを採用しています。
窯の全長が短い事も有り、いつもは少し気を遣う前面のプレートも簡単に嵌める事が出来ました。
掌に収まる機関車ですからテンダーも楽に出来ました。この機関車のプレート部品は指先で押し込めるのですごくやりやすかったです。
走行性能は近年のKATOスケール機の特徴である、パワーパックのダイヤル開度が小さく、スローが滑らかでモーター音もかなり小さい機関車に仕上がっています。
C56が入庫したことで、近代蒸気のラインナップもかなり埋まってきました。
欠番になっている機関車は製品化が難しいかもしれませんが、もしも出るようなら優先的に購入したいと考えています。
kimi2社長、C56の入線おめでとうございます。
今回は特定番号機ですね。
最初に出た小海線仕様より、価格が5割高いんですが、何故でしょう?(笑)
とは言え、こんなコンパクトに動力を納めたのは凄いですね。
拡大した画像を拝見しても、このまま16番サイズにしても違和感ない出来映えです。
運用は限られると言いますが、貨客混合のミキストも楽しめますね。
私はKATOからC58のリニューアル製品を待ってます。
特定番号機なので使い勝手がいいかは別にして、小型レイアウトではちょうどいい大きさの機関車と思います。
サイドライン、シリンダーライン、テンダーラインなどが入ってかなり豪華な装いです。細かい部分も非常に丁寧に再現されていますので、それなりに手が込んでいる製品と思います。
この品質で他社が作ったと仮定したら、おそらく2万円超えるのではないでしょうか。
KATO製ならではのコスト抑制機という印象です。
大型蒸気なら制約も少なくなりますが、小型になればなるほど精度も高くなり、また性能も維持しなくてはいけないので、自前でこれだけの製品を作れるメーカーが日本にある事に感謝ですね。