夢鉄城の日記

模型・鉄道・旅に関係した事を中心にしています。

東京メトロ07系

2013-07-21 23:55:00 | 武蔵野三鷹工場
当鉄道の民鉄部門で、モーターの不具合から営業運転に適さないとレッテルを貼られていた、07系の心臓部を交換しました。



購入当初から一方向のラビット走行が続き、何度か検査入場して調整してみたものの、満足な結果が出ず休車状態になっていました。
昨年交換用モーターとして、TOMIXのM-5〈3極)を購入していましたが、相次ぐ新車入庫と新製車両の製造で手が回らずにいましたが、103系の改造が終わり工場の修繕ラインが開いたので、本日急遽交換工事を行いました。



マイクロ製のモーター交換は全てを分解しないと出来ませんので、外れる部品は全て取り外します。モーターを取り出すには床下機器が印刷されているカバーを外さないと、モーターを押し出すことが出来ません。



モーターからのドライブシャフトは、構造的に部品の強度が低いので、取り扱いには注意が必要です。特につなぎの部分は外れやすく取り付けにくいので、無理やり入れると部品の頭を痛めてしまいますから、優しくかみ合う部分を探して組みなおす必要があります。



TOMIXモーターはマイクロモーターと同じで、同一方向にプラスとマイナスの端子が出ています。本体への装着も特に加工は必要なくそのまま収まりますが、マイクロモーターとは極性が逆になっています。
一度組み上げてテストしたら方向が逆になっていて、もう一度組みなおす羽目になりました。



極性を変えるには、モーターをひっくり返して集電端子を付け替える事になります。幸いTOMIXモーターの集電端子、は真っ直ぐ引き抜いて差し替えることが出来るので、この辺はありがたい構造といえます。
極性変更をして組みなおしテスト走行をしたところ、ラビット走行もなくなりスローな発進と停止が出来る様になりました。
今夏また1編成が復活したので、運輸課では来月ダイヤ改正を行うようです。


コメント (2)
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