夢鉄城の日記

模型・鉄道・旅に関係した事を中心にしています。

N101系の動力化

2013-07-06 00:08:00 | 武蔵野三鷹工場
今年の夏もかなりの猛暑になるとの予想。
運輸課からローカル線の冷房化率を上げるように要請が来ており、その対策として導入した先頭車2両編成の動力化を行いました。
パンタ車クモハ287に動力を入れる事にして、まずはこちらの解体から行いました。下回りを外し側面のガラスも両方外してから、ライトユニットカバーを外します。





運転席部分が無くなったところで、以前発売に成った分配動力車を組み込みます。この製品は中間車用なので、クモハの床下器機と配置が違ってしまいますが、特に手を加える事はせずそのまま使用します。中間車なので連結器横にジャンパー線が付いているので、運転席側に来る物は撤去しています。



次にクモハ288の改造に入ります。偶数のモハは基本編成との連結側になるので、こちらにはライトユニットが入っていません。



動力化した奇数の方にはライトユニットが入っているので、こちらを移植する事にします。
動力化したクモハは運転席も撤去していますが、2+2の編成では連結面側になるのでライトユニットは使用しなくても問題がありません。



車両の台車を外し床下と床を分解して、ライトユニットを付け替えます。奇数も偶数も床構造が同じなので、ライト部分を付け替えるよりも、そのままそっくり床を交換したほうが楽です。





組み替えたら台車を取り付けてボディに収めれば終了です。
最後に前面の行き先表示・列車種別、シルバーシートの座席表示を側面ガラスに貼り完成。





今回のモデルとなったのは、狭山線の2+2なので行き先表示は西武球場前にしています。種別を外せば甲種運用の牽引車にも使用できるので、結構楽しい編成かもしれません。もう1台動力車が残っているので、こちらの利用も運輸課では妄想しているようです。


コメント (2)
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