KSK タイプＣタンク

今日は一寸したメールのやり取りの中で、旧車両(Ｎゲージ初期製品》の話になり、そういえばこんな物があったなと言う事で、仕舞っておいたＴＯＭＹのＫＳＫタイプＣタンクを引っ張り出してきた次第です。

これはある筋から二段階で渡ってきたと言うか、購入した代物なのですが、当初は集電が悪くギクシャクしていて、とても営業に出せる状態ではなかったので、公園の保存機扱いにしようかと思っていましたが、かわいい車体ですから、やっぱり動かそうと欲が出て、全ての部品をばらして清掃(ギヤー、ウォーム、モーター）して組みなおした機関車です。



また、サイドロッドの調整もし直すと共に、タイヤの位相合わせも行い、現在では実に快適に走る機関車になりました。
話によるとこの機関車は、３～４割程度が比較的快調な製品だった。すなわち最初からあまりよく走らない機関車とのレッテルが貼られていたようです。
ＴＯＭＹが売りだした当時の製品は香港製でしたし、技術力もいまいちどころか、かなり低かった時代の物ですから、逆に言えばよくこんな小さい物を作ったと評価しなければいけない製品です。
ロット数もさほど多くはなかったと思われますので、模型の世界での鉄道遺産と言った所でしょうか。
たまには運動をさせて、性能の維持を図っていきたいと思っています。