末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

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歴史を創るのは労働者

2008-11-06 08:28:53 | 世界の闘い

「沖縄ノート」訴訟の控訴審判決で、勝訴を伝える被告側の支援者 =31日午後2時2分、大阪市北区 asahi. comから
■沖縄ノート訴訟、二審も大江氏勝訴 集団自決「軍関与」

朝日新聞 2008年10月31日22時18分

 太平洋戦争末期の沖縄戦で、旧日本軍が住民に「集団自決」を命じたと書いたノーベル賞作家、大江健三郎さん(73)の著書「沖縄ノート」(70年、岩波新書)をめぐる名誉棄損訴訟の控訴審で、大阪高裁は31日、原告の元戦隊長側が敗訴した3月の一審・大阪地裁判決を支持し、控訴を棄却する判決を言い渡した。  この訴訟は、集団自決をめぐる高校の日本史教科書から「軍の強制」を示す表現が削除されるきっかけとなったが、司法として初の判断となった一審と同じく、高裁レベルでも「軍の深い関与」を認定した。
 1945年3月の沖縄戦では座間味島で130人以上、渡嘉敷島で300人以上の住民が集団自決したとされる。「沖縄ノート」は集団自決生存者の証言集を引用して座間味、渡嘉敷両島で「自決せよ」との軍命令があったと記し、元戦隊長ら2人について「この事件の責任者はいまなお、沖縄にむけてなにひとつあがなっていない」と記述。

 高裁に沖縄戦集団自決の「軍関与」を認めさせ、田母神を辞任に追い込んだのは、沖縄の労働者12万の決起や教師の日の丸・君が代反対不起立闘争、そして11月労働者集会の国際連帯の力です。世界金融恐慌に突入し、資本主義の破綻は明らかです。労働者が主人公の社会をつくりましょう。