少子高齢化に対する政府の対応の遅さについては、ここで何度も記した。私らの世代が子育てをしていた30年前からやっとけば、まだマシだったのではないか？ とこの問題が浮上する度に思う。岸田総理が打ち出した異次元の子育て支援については疑問？ に感じる事ばかり。現役世代の負担が大で高齢者には少なくした、とあるが線引きの年齢が74歳！ 74歳だって充分に高齢者ではないのか。高齢者への負担は少額と言うのなら、高齢者と言われる65歳で区切るべきではないのか。医療保険ごとに負担を分担し、保険料によって負担額が変わるらしいが複雑で分かり難い。今後、社会保障の歳出改革や賃上げで社会保険の負担が減り、「実質負担ゼロ」と明言しているが、本当にそうなのか？ 社会保障や賃上げは大企業に限っての話ではないのか。アルバイトやパート収入の者からすれば関係ない話。月500円弱の負担なんて政治家たちにとっては何でもないから、すました顔で少子化のツケを国民に強いるのだ。本気で異次元の少子化対策を進める気があるのなら、不要と思える軍備増強など辞めて子育て世代に国の予算をつぎ込め！ と言いたい。
一昨日、昨日で通夜と葬儀・告別式が済んだ。終わったー！ と思う私は不謹慎？ 脳梗塞を発症して約5年。段々に弱っていく、理解不能となっていく母と接するのが嫌だった。母が母ではない別人格になっていく様を見るのはつらかった。介護を担っていた姉は「寝たきりになっても面倒をみたいと思っていたのに😢 」と昨朝も言っていた。だとすれば母の死には不満（？）後悔（？）が残ったのかも。だけど、言い出したらキリがないのが親の介護及び死に方。何て事を今伝えるのは酷過るかー。母が亡くなって早くも1週間。いわゆる初七日。もうそんなに経ったのかと思うし、今後もそんな感じで早早に時間が過ぎる事を祈りたい。姉には間違ってもそんな話はしばらくは出来ないなぁ。そんな思いの姉妹が全国にどれだけ存在するのだろうかー。
一昨日、母が亡くなった。内臓疾患などの病ではなく、心肺停止。高齢者にありがちと言えばありがちで、結局は老衰？ なのだろう。ここひと月でかなり様々な能力が低下。年の初めは手押し車を押して歩けたが、徐々に足の筋肉が衰えて車椅子状態に。食欲も殆どなくなり、「お腹空いた」と言っても直ぐに「お腹いっぱい」に。固形物を受け付けにくくなって最後は流動食を少し。今までも少し動くと「心臓が苦しい」と言う事はあった。その間隔が短くなり、ここ1週間は寝ていても苦しい、と訴えるようになっていた。最早時間の問題。心臓がどこまで持つかが勝負の状況が続いた。もっとも10年も寝込んでそのまま意識も戻らずに亡くなる人も多いのだから、恵まれた死に方だと思う。最期に少し苦しかったとは思われるが、痛みや死への恐怖がなく逝ったのだからしあわせ。ここ数年間、自宅と母宅を毎週行き来して、母を介護していた姉は意気消沈していて、かなりの落ち込んでいる。あそこまで介護したのだから、充分だと割り切るには時間を要しそうだ。逆に、案外さっぱりと母に別れを告げらた私は落ち込みが少なすぎる？ 我ながら、今後が心配ー。
能登半島地震発生からひと月。岸田総理は復興支援に全力で取り組む、と話していたように記憶しているが、本当にそうなのか。現在は国会テレビ中継である事ない事（？）自分たちに有利な発言を繰り返しているようにしか見えない。さて、今朝の新聞記事に地震発生当日の官邸及び岸田総理の動向についての記述あり。多くの人々が感じている様に、復興がなかなか進まない現実に何故？ と思う。発生から1時間後には執務室で秘書官らと待機、とあるが現地の情報はなかなかつかめなかった。馳・石川知事は官邸のヘリポートから石川へ戻ったとあるが、総理とは合わずじまい。輪島市長との電話連絡がとれたのは午後10時過ぎ。その後珠洲市長との電話を終えると対策本部を格上げするように秘書官らに指示をし、記者団の取材に応じた、とあるが当日の動きとしてはソレだけ。内閣支持率が低下の一途のこの時でさえ、その程度の対応しかできなかった。この人、ほんと🙅 もっともダメなのはこの人に限らない。今までにも多くの災害に見舞われてきた日本。特に近年はあちこちで地震が起き、いつどこでどんな災害が起こるのか分からない状況。危機管理マニュアルはないのか。経験を生かした災害対策すら取れない政府には本当に呆れる。記事の結びに「防衛省・自衛隊内では今回の地震をめぐる課題を洗い出し、今後に生かすべきだとの声が出ている」とあるが、これまでの災害後にはそんな反省すらなかったって事なのか？ 呆れてものが言えない😞
