2024年2月11日 子育て支援金

　少子高齢化に対する政府の対応の遅さについては、ここで何度も記した。私らの世代が子育てをしていた30年前からやっとけば、まだマシだったのではないか？　とこの問題が浮上する度に思う。岸田総理が打ち出した異次元の子育て支援については疑問？　に感じる事ばかり。現役世代の負担が大で高齢者には少なくした、とあるが線引きの年齢が74歳！　74歳だって充分に高齢者ではないのか。高齢者への負担は少額と言うのなら、高齢者と言われる65歳で区切るべきではないのか。医療保険ごとに負担を分担し、保険料によって負担額が変わるらしいが複雑で分かり難い。今後、社会保障の歳出改革や賃上げで社会保険の負担が減り、「実質負担ゼロ」と明言しているが、本当にそうなのか？　社会保障や賃上げは大企業に限っての話ではないのか。アルバイトやパート収入の者からすれば関係ない話。月500円弱の負担なんて政治家たちにとっては何でもないから、すました顔で少子化のツケを国民に強いるのだ。本気で異次元の少子化対策を進める気があるのなら、不要と思える軍備増強など辞めて子育て世代に国の予算をつぎ込め！　と言いたい。