2024年2月5日 母・死去

　一昨日、母が亡くなった。内臓疾患などの病ではなく、心肺停止。高齢者にありがちと言えばありがちで、結局は老衰？　なのだろう。ここひと月でかなり様々な能力が低下。年の初めは手押し車を押して歩けたが、徐々に足の筋肉が衰えて車椅子状態に。食欲も殆どなくなり、「お腹空いた」と言っても直ぐに「お腹いっぱい」に。固形物を受け付けにくくなって最後は流動食を少し。今までも少し動くと「心臓が苦しい」と言う事はあった。その間隔が短くなり、ここ1週間は寝ていても苦しい、と訴えるようになっていた。最早時間の問題。心臓がどこまで持つかが勝負の状況が続いた。もっとも10年も寝込んでそのまま意識も戻らずに亡くなる人も多いのだから、恵まれた死に方だと思う。最期に少し苦しかったとは思われるが、痛みや死への恐怖がなく逝ったのだからしあわせ。ここ数年間、自宅と母宅を毎週行き来して、母を介護していた姉は意気消沈していて、かなりの落ち込んでいる。あそこまで介護したのだから、充分だと割り切るには時間を要しそうだ。逆に、案外さっぱりと母に別れを告げらた私は落ち込みが少なすぎる？　我ながら、今後が心配ー。