朝日新聞の夕刊に彼女の半生を綴った連載があった。本人が記者に語った内容が綴られたもので興味深く読んだ。現在68歳。父親を全く知らずに育った。母親は大好きだった人の子をどうしても産みたくて産んだ、それが彼女。この状況もどうなの? と思うがそれを選んでそのまま生きたのだから大した人だ。父親である太宰治も凄い。結婚が出来ないのを相手に承知させた上でこどもをつくり、ひとりで育てさせたのだから。そんな状況で育った子がどーなるのか、どーなろうとどうでもいいと思ったのか定かではない。凡人には理解不能。父も母も常識を逸脱した人だったわりに太田治子さんは、まともに育ったように記事からは感じた。若い頃から悶々と暮らしてきたであろう彼女。年を取ると共に少しずつ心に変化が生まれたらしい。両親の事を分かりかけたというところか。並みの人でも親の事はなかなか理解出来ない。分かっているつもりでいても案外相手は別の事を考えていたりする。いつまでたっても本当には分かり合えないもの、それが親子なのかも。
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