２０１６年６月９日 映画・団地

　阪本順治監督の最新作。しかも観て良かったなーと記憶の残っている”顔”の主演女優藤山直美さんが同じく主演をつとめている。これは観なくちゃと思い、昨日”海よりもまだ深く”を観た劇場で（ちょうど同じ場所で上映していた）そのまま観て帰ろうと思って出かけていた。（出かける時はそう思っていた）ただ、昨日記した様に是枝さんの作品がイマイチだったので阪本さんの映画を観る気も失せた。無理して観る事もないか、と思い直し帰宅。藤山さん主演には大変興味があるのだが、共演者たちに面白そうな人がおらずが観なかった原因。彼の作品”大鹿村騒動記”にも出ていた岸部一徳さんが苦手。演技はそこそこで役には十分成り切っていると思うが、見た目が嫌い。あの人をスクリーンで観るのが嫌。こんな事を言っては失礼なのは承知の上だがどこかで言わないと気分が晴れないので敢えて書かせてもらった。（岸部さん、ファンの方々ごめんなさい）でもお金を払って嫌なものを観るのもねー、納得がいかないし。映画を観る時、誰が監督かも重要だがキャストはそれ以上に大事。テーマがテーマだけに高齢役者が出るのは仕方がないが、大型スクリーンに映し出されても観るに耐えられる人だけを使って欲しい。これは観る側の我がままでしかないが多くの映画ファンの本心だったりもする。しないか？