今日21歳の誕生日を迎えた長男が、旅に出た。行き先は香港。昨夜は家に泊まりに来ると言っていたのに、寝過ごしたとかで来なかった。待ってる身になれってんだ。子どもに文句を言っても仕方がないか。で、今日は寝過ごさずに旅立って行ったのか。知ったこっちゃない。それにしてもあれから21年。短いなぁ。いつも思うけれど、どうして時はこうも早く流れるのでしょうか。親になってそんなにも時間が過ぎたなんて、信じられない。もっとも自分が生きてきた年の長さにもこのところは、驚いているけれど。さて、息子の旅はどんなものだろう。今頃、計画どうりなら観光を楽しんでいる頃か。香港へは行った事がないので、どんな街並みなのかも分からない。きらきらと光輝くイメージしかないけれどそんなところばっかりじゃないよね、きっと。にぎやかで活気あるところではあるのでしょうが。気温は25度とか言ってたから暑いね、こっちから行くと。まっ、楽しんでのびのびしてくれば良いんじゃないの。今だけかもしれないものね、のん気にしていられるのは。
彼女の小説の世界にすっぽりはまった。新聞小説のメタボラ、直木賞の柔らかな頬、そして今回のダーク。これでもかこれでもかと、おとしめて行く彼女のタッチ。それはそれでよろしいのでしょうが、少し読み飛ばしたい部分もあった。辛すぎて。けれど、作者ははっきりとそこらへんも書き記したかったのだろう。きちんと書いているのだから。凄い、と思った。作品の重みはかなりな物で、何とも言い表せない。今後の彼女には期待大。どこまでついて行けるか分からないけれど、しばらくは彼女の作品に注目したい。頑張って面白い作品を残して欲しい。差し出がましいけれど、そんな事を思っている。そして、どこまでくっいて行けるか分からないものの、もう少し彼女の近くにいたい、見つめていたい、と願う。
頑張ったんじゃないの、康ちゃん。私はかげながらいつも応援していました。メダルを獲ろうが獲るまいがどっちでも良い。なーんて言いつつも、やっぱり獲れるものは頂いて欲しい。一番のは気持ちが良いに決まってる。アジアだろうが世界でだろうがそれは一緒。たかがアジア大会と、侮る事なかれ。康ちゃんはとにかく一生懸命にやったのだから。その結果が今大会での金メダルにつながった。高橋大輔選手の時と同じ様ですが、我がダンナに言わせると「北島の猿が」って事で終わってしまうけれど、良いじゃないか。猿にしろなんにしろ勝ったのだから。文句はあるまいと、私は思う。胸を張って頂戴な。
久々にアガサクリスティー原作の名探偵ポワロ作品を見た。立て板に水の如く、さらさらっと謎解きをするポワロさんは格好良かった。あんな風に全てのいざこざが解決していったら良いのにね。なかなか世の中そんなに上手くは行きませんが。イギリスが母国のアガサさん故、舞台は常にヨーロッパ。そこらへんにも魅力がある。街並みが綺麗。日本の風景を見慣れてる者にとっては、何とも言えない魅力なんだなぁこれが。どうしてこうも違うのか。答えは出ないが、なーんとなく分かる。人も街もどうしたって違ってくる。仕方のない事。逆立ちしたって日本人は日本人。そう言う事なんだろう。と、思う。悔しいけれどかなわない。
でかい男とこじんまりした男のデュオ。声と歌はまあまあ。偉そうに言わしてもらうと。自分から好んで聞こうとは思わないけれど、曲が流れていても耳ざわりではない。けれど、先日テレビで彼らの姿を見ていて感じたのは歌手って聞かせるだけじゃないんだって事。見せる事も大事な要素。ちっこい人はともかく「でか」がどうにもいただけない。顔形の問題だけでなく、見せる努力をしていないのだと思う。回りのスタッフも何もアドバイスをしないのだろうか。しているのに聞き入れないのか。どっちにしろ何とかしたほうがいい。ファンでもないのに余計なお世話か。でか男がマイク持って熱唱する姿に私はチャンネルを変えました。見ていられなくて。カラオケやってるどっかのおやじみたいだったんだもの。ありゃないでしょいくらなんでも。コブクロファンの人たちはあれが良いと言うのか。だとしたら勝手にして頂戴だけど、実際どうなんだろうか。近しい人に彼らのファンがいないので声が聞けない、残念ながら。