ここ数年、申し訳ないことにこの日を忘れている。確か、昨年もそうだった。今朝もTVを付けたら広島の様子が写し出されていて、小学生の男女がなにかの原稿を読んで去るところで。その映像を見て、あっと思った。そう言えば今日はその日だったのだと。被害者やその子孫達は大変な思いで今日を迎えていたでしょうに。申し訳ない。それにしてもどうして忘れてしまうのか。戦争の記憶は私自身には何もない。戦後の食糧難の時代には生まれていなかったし、育つ頃には高度経済成長期にあって何の不自由もなかったのだ。幸せなことに。だから原爆の日を忘れてもOKって事にはならないが。だんだん、こうして人々は自分の生活におぼれて行く。これで良いとも言えるしそうではないとも言える。戦争云々を感じているであろう最後の世代である私達がこれで良いのか。考えさせられる事ではある。うーむ。難しい・・・・。