リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2014年11月15日 愛玩動物研究室

2014-11-15 17:13:54 | Weblog
 青森県・三本木農業高校の愛玩動物研究室が今年、日本動物愛護協会の日本動物大賞を受けたと聞いた。ぺットブームがもたらす嫌な場面に彼らが立ち会っている。殺処分後焼却された犬と猫の骨を砕いて土に混ぜ、鉢植えの花を育てイベントなどで配るそう。犬や猫たちの声にはならない、生きたかったであろう思いを花の生命に託す事で遂げさせたい、と願い実行しているのだ。それを生徒たちは「命の花」と呼ぶ。生きた証の土に混ぜられた骨を砕くのは機械ではなく自分たちの手。これを生徒に教えた教師は凄いな、と思った。生徒たちが実行する事で正に命の大切さも学べるし、自分たちが生きる上で大切な事は何かも感じ取っているだろう。これこそが生きた教育ではないかと感じた。いつから続いている事なのかは分からないが、出来るだけ多くの生徒たちがこれに参加し続づけられるように、と願いたい。もっとも殺処分の犬猫がいなくなる事を一番に願いたいのだが。
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