リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2022年12月4日 ドラマ・パパと呼ばないで

2022-12-04 10:38:42 | Weblog

 50年前に制作されたドラマ。何という古さ! と思いながらも懐かしくて見た。それにしてもチーちゃん役の杉田かおるさんの演技には驚かされる。子役としての実力は凄い! 芦田愛菜ちゃんも上手いと思ったがそれ以上ではないか。脇役の人々も懐かしい顔ぶれ。おじさん・大坂志郎さん、おばさん・三崎千恵子さん、おねえちゃん・松尾嘉代さんと有吉ひとみさん、近所の魚やのおやじ・花沢徳衛(?)さんなど今では見られない、貴重な役者さんたち。「こちとら江戸っ子よ~」や「女のくせに~」と言ったこれも聞かれなくなったセリフで時代を感じる。街中の場面も時々登場するがそこにも時代の変化が見られて面白い。ドラマが始まった頃は都電があちらこちらに走っていたようだが、途中で都電廃止となりバスでパパ(石立鉄男さん)が通勤するシーンもあった。1972年はそんな時代だったのだなー。日中が国交回復し、角栄さんがパンダを中国から招いた年。話の内容も常に親を早くに亡くした子の心情を取り入れていて、こどもが見るには難しいところもあるが、あれを受け入れていた時代と言う点からも興味が湧く。


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