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リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2022年6月28日 映画・PLAN75

2022-06-28 15:46:35 | Weblog

 映画館へ行ってまで観たい! と思える映画がしばらくなかった。カンヌ国際映画祭で新人監督賞を受賞し、存在を知った。監督の早川千絵さんの名を知ったのもその時。女性監督としての視点にも注目。45歳と言う年齢で老いをどう捉えたのか。単に老いをテーマにした作品ではない事はタイトルから伝わってくる。今朝の新聞にインタビュー記事があり、映画の中で制度を作った政府に触れていた部分が興味深かった。「新しい制度をどんな人が作っているのかなかなか見えてこない。意見が反映されず、いつの間にか政府に密室で決められている感じ、反対したくても抗いたくても、抗う相手の顔が見えない状況を表したかった」と。ハッキリと意見を述べていて心地良い。この人が作ったものなら面白いに違いない、と思い更に観たい気持ちになった。ただ―この暑さが外出を妨げる。暑さに負けてなかなか出かけられず。酷暑が一旦落ち着くまで待ちたいが、それまで上映期間が終了しない事を祈りたい。