あばら骨骨折のダンナは長時間の散歩には耐えられないが、少しなら歩けるとの事。車の運転も歩くよりは楽なので、12日の日曜日に見頃を迎えている菖蒲を見に行った。雨模様かと思ったのに空は晴れていた。気温も上昇してやや暑いくらいの好天。葛飾を殆ど知らなかったが、ほぼ菖蒲の町らしい。そこここに菖蒲模様。警察官も出て警備もバッチリの菖蒲パレート(?)も行われて祭りのような雰囲気。こどもたちが行進し、太鼓の音が響く。菖蒲園は綺麗に整備され、たくさんの花々が美しく咲き誇っていた。管理している人たちの努力は凄い。区の職員なのか、委託された業者(たぶんこっち)なのかは不明だが、頑張っているなぁと感心させられた。我が子がちびだった時代に、花に触れさせたくて町中にある花にいちいち接した記憶がよみがえる。自身が老いてきたせいか道端の何でもないような草花にも興味・関心が湧く。これもひとつの命、と感じるからか。菖蒲園の来場者も高齢者と子連れの夫婦が多かった。花を愛でる気持ちに年齢は無関係とは思うが、心に余裕がないと花を見る気にはなれない。いつまでもこの気持ちが続けばいいね、と自分に言い聞かせた。