リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2019年3月11日 東日本大震災

2019-03-11 20:36:54 | Weblog

 もう8年が経ったのか、と思うのは当事者ではないからか。あの日は寒かったけれど、今日はとても暖かい春らしい日だった。朝の雨模様が嘘のように晴れて、午後は気持ちのいい青空。この空を見上げる事もなくなった愛しき人たちを思い、東北のあちこちの町では祈りがささげられているのだろう。嫌な思い出でしかない記憶をたどるのはとてもしんどい。それを高齢者も覚えている限りの年齢の幼い子も同じような思いでいるのか。考えただけで気が重い。しなくてもいい経験をした人たち。しなくて済んでいる我が身。有難い気持ちがわく。一生そんな思いなどしないで生きていけるのが当たり前と思っているが、実際には明日どうなるのかも分からない。それを教えてくれたのがあの震災。しかし、毎度思い至るのは地震と津波以外の放射能汚染で苦しむ人災の問題。政府は天災のように捉えているようだがそれは違う。責任の在りかを当時の政権、民主党に押し付けて終わりにしている事は大問題。放射能は安全、と原子力発電を推奨したのは誰ですか? 今もふんぞり返る自民党ではなかったのか。無責任政権にはうんざり。


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