関根恵子さんは若い頃、凄い女優だった事を思い知らされる映画。当時16、17歳だったそうだが、とてもそんな風には見えない。確かに見た目は若いが堂々としていて、カッコイイ。増村保造監督がどんな人だったのかは知らないが、女優を辞めたいと思っていた当時の彼女に女優を続ける意欲を持たせた人だそうだ。少女だった彼女を一人前に扱い、意見を尊重しそれを映画にも反映。今時の監督にそんな力量のある人がいるだろうか。もっとも、女優そのものの質も変わりそんな扱いを受けてもそれに対応出来ない者も多いのかも知れない。自分自身をしっかり持っていると思える人に、出会わなくなった。それは女優に限らず一般的にもそうではないか。情けない話。”遊び”は映画そのものよりも関根恵子、と言う女優そのものの力強さに圧倒される作品だ。
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