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リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2017年10月4日 介護現場

2017-10-04 20:48:52 | Weblog

 伯母夫婦が介護施設に入居して半年。しばらく顔を見せていなかったので一昨日の夕方、仕事帰りに会いに行った。こどもがいないので会いに来るのは以前から頼んでいるヘルパーと妹である我が母。それに仕事が忙しいのに無理して時間を作る我が姉。暇な私は時に顔を出さねばと思いつつ気が進まず今日に至っていた。介護施設に行くのは気が滅入るので出来れば行きたくはない。遠方から(片道3時間はかかる)高齢の母が月に2回泊りがけで通っている。その母に今回は月に一度の数時間でいいから顔を見せてやってくれないかと頼まれた。断ったのにやはりお願いとの依頼あり。仕方ない思いで出向いた。思っていた以上に伯母は疲れていた。伯父は認知症が進み話がかみ合わない。これでは頭がハッキリしている伯母にはツライ日々だろう。受け入れたくない現実なのは理解出来る。我が身にこれが降りかかったら堪らない。けれどふたりは92歳と89歳の超高齢夫婦。だとしたらその覚悟を持って生きないと。体はある程度不自由だが、病を患っているわけではない。幸せな事ではないか。伯母は伯父が認知症になった事を悲観し、生きる気力を失っている。勿体ない話。生きたくても生きられない人たちがどれだけいる事か。残された時間を大切にして欲しいと願うが彼女にこの思いを伝えるのは容易ではない。また行ける? 母に促されたら仕方なく行くのだろうが、気が重い。