多少驚きはあったけれど、そうだったのか。と、妙に納得。近々始まる予定のドラマの写真を見て、病的に痩せたなぁと感じていたから。久し振りに姿を見たせいもあるのでしょうが、ひとまわり小さくなった気がした。年をとってそれだけおじいさんになってしまったのかと寂しい感じがしたけど、事態はそれ以上にひどいものだったのですね。それにしても亡くなる数日前まで仕事をしていたなんて、かっこ良すぎ。あんな風に年を取りたいと、女の私でもあこがれる年齢の重ね方を上手にしていた人。かなり偏屈で頑固なタイプでもあったと想像がつくけれど、それこそが魅力だったのでしょう。心からご冥福をお祈りします。夕方のTVで彼の息子たちが会見をしていたけれど、どこまで行ってもあれでは父親を越せないなぁ。まだ分からない? 確かに。拳さんにだって青臭くて見ていられない時期はあったはず。ある程度の年になった時、どんな人間に育っているかそれが問題なのだ。それにしても”ある程度の年齢”って幾つくらいをさすのか。難しいところだ。