リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2006年10月4日 ゆれる

2006-10-04 20:02:06 | Weblog
 念願かなって西川美和監督作品「ゆれる」を見た。封切りから約3ヶ月。もう、見られないかと、思っていたのに物凄いロングランのおかげで見る事が出来た。ありがとう、ファンのみんな。パンフにも書いてあったけれど、オダギリジョーと香川照之。このふたりあっての作品だったと思う。お互いに引かない感じのいい芝居だった。ラストで兄がどんな表情を見せるのか、興味があったんだけどやや引きつり気味の笑顔でパシッと終わってちょっとびっくり。ああした終わり方で良かったのか。弟は必要以上に責任を感じている風の泣き顔だったし。かと言ってどんな最後が望ましいのかと、問われても困っちゃうんですが。情けない。もひとつ言わせてもらうと検事役の木村祐一ってんでしたっけあの人。生理的に受け付けないのでよけてもらいたかったな。も少し適役の役者はいなかったのか、残念です。ま、細かい事を言い出したらきりがありません。主役のふたりがベストだったので全体的には、心に残る名作となったんだから良しとしなくっちゃ、ね。また別の作品にも出会いたくなった。映画っていい。改めて思った。

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