スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

朝日杯将棋オープン&同窓会

2019-02-18 19:24:56 | 将棋
 16日に有楽町朝日ホールで指された第12回朝日杯将棋オープンの決勝渡辺明棋王と藤井聡太七段は公式戦初対局。
 振駒で渡辺棋王が先手になり,雁木を目指しました。後手の藤井七段も追随して相雁木。先手が棒銀で後手が腰掛銀という珍しい展開に。
                                      
 先手が銀を4六に組み替え,後手が4三の銀を上がって3五の歩を守った局面。飽和状態になっているので先手から仕掛けていくことになりました。
 まず☗7五歩。これは後手の対応を見てその後の指し方を決定する意図。候補となるのは☖8四飛と☖6三金ですが後手の選択は前者でした。
 先手は☗2四歩☖同歩と突き捨てて☗6五歩と角道を開けました。これを☖同桂と取ると角取りになって気持ちいいのですが,じっと☖同歩と取って後の☖6六歩を狙いとしました。
 ここはいくつか手があったと思いますが先手は☗5五歩と突きました。これに対して☖4三銀右なら☗7六銀で一旦は落ち着くのですが後手はそうはさせじと☖6三銀。
 今度は☗7六銀では☖6四銀から押さえ込まれるので☗7四歩と取って☖同飛に☗7六歩と打ちました。後に銀が手に入れば☗7五銀と打って後手の飛車の行き場がなくなるのが狙い。後手はそれを避けて☖8四飛と逃げました。
 先手はそれでも☗3八飛と寄って銀の交換を狙いに。とはいえここではこれくらいしか狙いのある手がなかったのかもしれません。後手は☖7五歩と打ち押さえ込みを狙いに。☗同歩☖6四銀ではいかにも後手の狙い通りになりそうなので☗3五銀☖同銀☗同飛は仕方がないところだと思います。
 角を入手すれば王手飛車を掛けられる局面になったので後手は☖7六歩。☗同銀は☖6六銀で困りますから☗8八角と逃げました。
                                      
 実戦は第2図から☖3四歩と打ったのですがこれは疑問手ですぐに☖7五銀と打つべきだったというのが後手の感想戦での最初の反省でした。もし☗7五銀と打たれていれば飛車を下に逃げていては☗3四飛で何をやっているか分からないので必然的に飛車交換になります。そのとき先手は☗6九歩と打てるのに対して後手は一段目に歩が打てないため,その飛車交換は先手に利がありました。ただ先手がその手を逃して☗3六飛と逃げたため,☖7五銀と手厚く打った後手が以下は快勝することになりました。
 藤井七段が優勝。今年度の新人王戦以来となる3度目の棋戦優勝。第11回に続き朝日杯将棋オープンは連覇を達成しました。

 10月10日,水曜日。前日に予約しておいた歯科検診でした。11時から。クリーニングをしただけで,注意を受けることもありませんでした。
 10月11日,木曜日。区役所に行きました。母の医療費が限度額を超過していたため,それを請求する手続きです。これは後日に銀行の口座に入金されることになります。
 10月12日,金曜日。妹を通所施設に迎えに行きました。アレルギー症状を発症していた妹の様子はあまり変わっていませんでした。
 10月14日,日曜日。母が退職するときのひとつ前に勤務していた中学校の同窓会でした。事前にSさんから電話で連絡をもらっていたこともあり,僕が妹を連れて出席しました。母は特殊学級,現在でいう特別支援学級の担任であったため,この同窓会には重度知的障害者である妹を連れて行くのが通例でした。僕は行ったことはありませんが,妹が参加者のひとりであった関係で,母の死後も連絡があったのです。
 この同窓会はかつては伊勢佐木町にあったハイランドレーンというボーリング場で開催されるのが常でした。現在はハイランドレーンは閉館し,ソプラティコという名称の施設になっています。この年の同窓会の会場はそこで,午前中は2階でボーリングを1ゲーム,その後は6階に移動して借り切った1室で昼食を済ませ,昼食後はその部屋でミニゲームをするという内容でした。このミニゲームは同窓会に参加した先生方,つまりかつての母の同僚たちが考案したいくつかのものです。午前10時半ごろから始まって午後2時ごろに解散となりました。参加したのは先生や僕のような保護者も含めて総勢で20人ほどでした。
 妹が好むのはカラオケとボーリングです。カラオケの機器は入所しているグループホームにあります。普段は使うことはありませんが,週末にグループホームに滞在している場合は歌うことができます。というか妹は必ず歌っているようです。しかしボーリングはボーリング場まで連れて行かなければできず,ガイドヘルパーの利用も,一緒に参加する利用者の都合で,終りの頃はカラオケばかりになっていたため妹にとって久しぶりでした。とても楽しめたようです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« フェブラリーステークス&往復 | トップ | 春日賞争覇戦&2018年10月の通院 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

将棋」カテゴリの最新記事