静岡市で指された昨日の第3期女流王座戦五番勝負第三局。
里見香奈女王・女流名人の先手で3手目に▲2六歩と突いて居飛車を明示。加藤桃子女流王座は一手損角換り4を選択。やや変わった手順でしたが,先手が棒銀,後手が腰掛銀の形に進みました。
僕の印象ですと,中盤で角を打ち合った局面では後手が指しやすくなっているように感じます。基本的に後手が攻勢の展開となり,先手から厳しそうな反撃がなかったので,もう少しで後手が勝ちそうだという局面まではいきました。

先手が銀を打って受けた局面。感想では焦ったとありますが,△7八金と打っていきました。昨日はその局面だけアクセスできたのですが,そのときには後手が良さそうだけれども,この手は危ないのではないか,なぜそんなに急いで決めにいこうとするのかという疑問を抱きました。ただ,感想戦での検討からすると,実は第1図の局面ではもう難しくなっていて,後手が良いともいい難くなってしまっているようです。したがって後手にとって最大の疑問手は,それより以前にあったと理解するべきなのでしょう。
△7八金には▲同馬の一手で△同馬▲同玉△8七歩成▲6八玉までは僕には一直線と思えます。そこで△4三角と打っていますが,決めにいった後に指されるような手とは思えませんので,ここは後手が変調でしょう。▲2六龍と受けに使うのは,攻めにはすぐに役に立ちそうにもありませんから当然なのでしょう。後手は△3四角とこちらに出ました。対して▲8四歩と飛車先を止めたのは大きな一手。△7八角成は当然ですが▲5八玉は安全な方に逃げられるので先手としてもありがたそう。△6七歩成▲同桂△7七と▲同桂△同馬のときに▲8三金と打ち,飛車先を完全に遮断しました。

(この局面の先手の持ち駒に歩は2枚です)
ここまで進めば後手が勝つのは容易でなくなっていること,というよりも明らかに逆転して先手が勝ちやすくなっていることが僕でも分かります。この後,飛車を取りきった先手が,自玉の不詰みを読み切って勝っています。
里見女王・女流名人が勝って2勝1敗に。第四局は13日です。
11月16日の土曜日にピアノのレッスンがありました。午後4時半からの予定で,その通りに行われました。
17日の日曜日はガイドヘルパーを利用。本牧町でのカラオケです。カラオケに連れて行ってもらうことが恒例となって以後,午後11時半前にガイドヘルパーが妹を迎えに来るようになっています。これは僕の家の近くから根岸駅まで出るバスの時間に合わせてのもの。根岸駅で乗り換えて本牧町まで行き,まず昼食を済ませてからカラオケボックスに向うというのが決まった行動になっています。妹はこのように定まった行動をすることを好みますので,何らかの変化があるよりは,いつもいつも同じである方がむしろよいのです。基本的にガイドヘルパーと妹のふたりで行くわけではなく,現地で何人かが集合するようですが,それぞれに都合がありますから,いつも決まったメンバーであるというわけではありません。1度だけですが,妹とガイドヘルパーのふたりだけというケースも過去にはありました。
この日は横浜国際女子マラソンが開催されていました。根岸駅から本牧町に向うバスのルートでは,その根岸駅から間門の交差点まではマラソンのコースに設定されています。したがって交通規制が実施され,一時的に通行止めになることが事前に報知されていました。そしてその影響で,運休するバスがあるということも分かっていました。実はこの時間ですと運休直前のバスに乗れるという形でしたから,もしも何かあった場合には,本牧町まで到着できないというおそれもあったのですが,とくに何事も起きず,予定通りに行くことができました。帰りはもうマラソンが終った後ですから,交通規制も解除された後で,何も問題がないと事前に想定されていましたし,実際にその通りとなりました。
翌週の土曜日が11月23日で,勤労感謝の日。すでに説明しましたが,今年はこの日に作業所でのバザーが開催されることになっていまして,それが11月の土曜出勤にあたっていました。作業所を運営している施設に午前8時半に集合ということになっていて,母と妹は午前8時前には家を出ています。バザーは母も一緒でした。
里見香奈女王・女流名人の先手で3手目に▲2六歩と突いて居飛車を明示。加藤桃子女流王座は一手損角換り4を選択。やや変わった手順でしたが,先手が棒銀,後手が腰掛銀の形に進みました。
僕の印象ですと,中盤で角を打ち合った局面では後手が指しやすくなっているように感じます。基本的に後手が攻勢の展開となり,先手から厳しそうな反撃がなかったので,もう少しで後手が勝ちそうだという局面まではいきました。

先手が銀を打って受けた局面。感想では焦ったとありますが,△7八金と打っていきました。昨日はその局面だけアクセスできたのですが,そのときには後手が良さそうだけれども,この手は危ないのではないか,なぜそんなに急いで決めにいこうとするのかという疑問を抱きました。ただ,感想戦での検討からすると,実は第1図の局面ではもう難しくなっていて,後手が良いともいい難くなってしまっているようです。したがって後手にとって最大の疑問手は,それより以前にあったと理解するべきなのでしょう。
△7八金には▲同馬の一手で△同馬▲同玉△8七歩成▲6八玉までは僕には一直線と思えます。そこで△4三角と打っていますが,決めにいった後に指されるような手とは思えませんので,ここは後手が変調でしょう。▲2六龍と受けに使うのは,攻めにはすぐに役に立ちそうにもありませんから当然なのでしょう。後手は△3四角とこちらに出ました。対して▲8四歩と飛車先を止めたのは大きな一手。△7八角成は当然ですが▲5八玉は安全な方に逃げられるので先手としてもありがたそう。△6七歩成▲同桂△7七と▲同桂△同馬のときに▲8三金と打ち,飛車先を完全に遮断しました。

(この局面の先手の持ち駒に歩は2枚です)
ここまで進めば後手が勝つのは容易でなくなっていること,というよりも明らかに逆転して先手が勝ちやすくなっていることが僕でも分かります。この後,飛車を取りきった先手が,自玉の不詰みを読み切って勝っています。
里見女王・女流名人が勝って2勝1敗に。第四局は13日です。
11月16日の土曜日にピアノのレッスンがありました。午後4時半からの予定で,その通りに行われました。
17日の日曜日はガイドヘルパーを利用。本牧町でのカラオケです。カラオケに連れて行ってもらうことが恒例となって以後,午後11時半前にガイドヘルパーが妹を迎えに来るようになっています。これは僕の家の近くから根岸駅まで出るバスの時間に合わせてのもの。根岸駅で乗り換えて本牧町まで行き,まず昼食を済ませてからカラオケボックスに向うというのが決まった行動になっています。妹はこのように定まった行動をすることを好みますので,何らかの変化があるよりは,いつもいつも同じである方がむしろよいのです。基本的にガイドヘルパーと妹のふたりで行くわけではなく,現地で何人かが集合するようですが,それぞれに都合がありますから,いつも決まったメンバーであるというわけではありません。1度だけですが,妹とガイドヘルパーのふたりだけというケースも過去にはありました。
この日は横浜国際女子マラソンが開催されていました。根岸駅から本牧町に向うバスのルートでは,その根岸駅から間門の交差点まではマラソンのコースに設定されています。したがって交通規制が実施され,一時的に通行止めになることが事前に報知されていました。そしてその影響で,運休するバスがあるということも分かっていました。実はこの時間ですと運休直前のバスに乗れるという形でしたから,もしも何かあった場合には,本牧町まで到着できないというおそれもあったのですが,とくに何事も起きず,予定通りに行くことができました。帰りはもうマラソンが終った後ですから,交通規制も解除された後で,何も問題がないと事前に想定されていましたし,実際にその通りとなりました。
翌週の土曜日が11月23日で,勤労感謝の日。すでに説明しましたが,今年はこの日に作業所でのバザーが開催されることになっていまして,それが11月の土曜出勤にあたっていました。作業所を運営している施設に午前8時半に集合ということになっていて,母と妹は午前8時前には家を出ています。バザーは母も一緒でした。