スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

霧島酒造杯女流王将戦&老人パス

2013-11-21 19:14:12 | 将棋
 10月5日に都城市の霧島ファクトリーガーデン内で指された第35期女流王将戦三番勝負第一局は,16日に放映されました。公式戦初対局。
 振駒はと金が3枚で香川愛生女流二段の先手。相三間飛車に。里見香奈女流王将が早めに3筋の歩を交換して△3六歩と叩いたため乱戦に。最後は先手がほぼ一方的に攻め潰すような将棋になったのですが,どこで差が開いたのか,いまひとつ判然としないような不思議な一局でした。
                         
 先手から角を交換し,先手は7九の銀を上がり,後手は居玉を避けた局面。これだけ戦っていますので,まったく差がついていないとは考えづらいですが,僕にはどちらが良いのかは分かりません。
 もう少し駒組を続けることも考えられましたが,先手は▲7四歩と戦いにいきました。△4四角に▲7七銀と受けたので△7四歩。先手は▲4八玉と居玉を解消。そこで後手は△5五角と出ました。先手は▲3六銀と目障りな歩を払う受け。△4六銀もありそうですが△同銀と取り,▲同金に△3五歩。先手は▲4五金と力強く受け,△7三角の撤退に▲6六銀と進出。
                         
 ここは先手の陣形がばらばらなので,後手は暴れたいところですが,どうもうまい手順がなかったようです。ということは第2図では,もしかしたら先手がリードを奪っているのかもしれません。そしてもしもそうであったとしたら,これ以降はこのリードをずっと保って先手が勝ったということになります。
 全般的にこの将棋の先手は強気と思える手が多く,それに後手が気押されてしまったというような印象を抱きました。
 香川女流二段が先勝。第二局の放映は明後日です。

 病院の帰りに薬局に寄ってインスリンと注射針を入手。帰宅したのは午後4時前。診察が予約時間である2時半に開始となりましたので,いつもと比べるとかなり早い時刻に帰ることができたわけです。
 翌10月8日,昼に母が友人たちとの会食に出掛けました。相手は中学校教師時代の同僚がふたり。上大岡で待ち合わせていまして,妹を送った帰りに根岸駅に着いたところ,ちょうど上大岡行きのバスが来たということで,それに乗っていったとのことです。待ち合わせには早い時間の到着になってしまった筈ですが,上大岡であれば,いくらでも時間は潰せるでしょうから,問題はなかったようです。
                         
 なお,僕はバスの定期券を購入した後,現在まで一貫して継続しています。この定期券を持参人方式としたのは,当時はロサンゼルスの伯母も使用することになるであろうと考えたためでしたが,その後,母が妹を送っていくようになってからは,母も使用するようになっていました。ただ,現在は母は70歳になりましたので,横浜市で発行するバスの無料乗車券,通称老人パスというのを使っています。厳密にいうならこれは無料乗車券ではなく,一定の金額を支払うことによって入手することが可能なものではありますが,その金額は僕が買っている定期券の1ヶ月分のおよそ半額で1年間の利用が可能ですから,無料といってもさほどの間違いではないでしょう。しかも僕の定期券は横浜市営バスと横浜市が委託している横浜交通開発バスのみ使用できるのに対して,老人パスの方は横浜市内を走る民間のバスにも乗車することが可能です。たとえば妹をこども医療センターに連れて行くという場合には神奈川中央交通のバスを利用することになりますし,磯子中央病院に通うときにも,市営バスも走ってはいますが,本数だけでいうならば京浜急行のバスの方が多いのです。老人パスの入手は任意のもので,別に70歳になったから必ず受け取らなければならないという性質のものではありませんが,こうした事情を勘案すれば,母がこれを買ったのは当然の成り行きだったといえるでしょう。ですから僕の定期券は,今はほぼ僕専用になっています。
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