スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

ジャパンカップ&祖母の三回忌

2013-11-24 19:00:09 | 中央競馬
 フランスから1頭,イギリスから1頭,アイルランドから1頭が招待された第33回ジャパンカップ
 何が逃げるのかは分かりませんでしたが,それにしてもエイシンフラッシュの逃げというのは少しも予想していませんでした。2番手はトーセンジョーダン。ヴィルシーナと掛かっているようにも見えたジェンティルドンナ,そしてルルーシュの3頭がその後ろに。最初の1000mは62秒4で,逃げたくての逃げでもなかったでしょうから当然のように超スローペース。
 直線に入るとエイシンフラッシュは少し内を開けました。そこに突っ込んでいったのがジェンティルドンナ。エイシンフラッシュは慣れないレースをしたせいもあったでしょうが失速し,外からジェンティルドンナに追いすがったのがトーセンジョーダン。ジェンティルドンナが振り切ったところへ大外を急襲したのが後方で折合いに専念し,直線勝負に徹したデニムアンドルビー。馬体が離れてのゴールは写真判定となり,ハナ差で残したジェンティルドンナの優勝。このペースなので斤量差がかなり有利に働いたのでしょうが,デニムアンドルビーは健闘といえるであろう2着。力尽きたトーセンジョーダンはクビ差で3着。
 優勝したジェンティルドンナは昨年のジャパンカップ以来の勝利。連覇で,史上初のジャパンカップ2勝馬に。大レースは5勝目。今年の3戦は勝ててはいませんでしたが,強敵相手に差のないレース。相手関係は楽になっていて,最も得意と思われるコースでしたから,最有力だと考えていました。迫られましたが,楽とはいえないようなレース内容で凌ぎきったのは,この馬の能力の高さの証明であったと思います。父は第26回の覇者であるディープインパクト。全姉に昨年の京都牝馬ステークスと関屋記念を勝っている現役のドナウブルー。Gentildonnaはイタリア語で淑女。
 騎乗したイギリスのライアン・ムーア騎手は一昨年のエリザベス女王杯以来の日本での大レース制覇。日本馬に騎乗しての大レース初勝利。ジャパンカップも初勝利。管理している石坂正調教師は昨年のジャパンカップ以来の大レース制覇。ジャパンカップは連覇で2勝目。

 翌10月19日は法事。今回の伯母の来日の主目的は,この法事に参加するためでした。
 今年は祖母の三回忌にあたっていました。ですからその法事であったのです。ただ,祖母の死は一昨年の暮れのことですから,この時期に三回忌の法要を営むには早すぎます。ではなぜこうなったのかといえば,同時に祖父,これは母の父,要するに伯母や叔父にとっても父になりますが,その三三回忌の年にも該当していたからでした。祖父が死んだのは僕が小学校の5年生のときであったと記憶していますが,10月だったのです。自然の成り行きとすれば,死んだのが近くになる祖母の三回忌に合わせて日程を組み,それと同時に祖父の三三回忌の法要も営むということになるように僕には思えました。ただ,こうした法事に関してはそのすべてを叔父が取り仕切っていまして,叔父の判断として,祖父の三三回忌に合わせ,同時に少しばかり早いですが祖母の三回忌の法要も営むということに決定されたのです。まあ時期だけでいえば,12月の方が寒くなりますから,その点でいえばありがたく思えるような決定ではありました。
 法要は平塚市内の寺で午前10時半から。レンタカーを借りまして,僕と母,妹,伯母,叔父の5人でまずは大和市内へ。これはやはりこの法要に参加する,叔父の一人娘,僕の従妹を乗せるためです。そこからこちらの寺に向うとなると,国道246号線を使うことになるのですが,その道中で富士山が顔を見せました。山頂付近は雪のために白くなっていたのですが,後で知ったニュースによると,この日が今年の富士山の初冠雪であったそうです。
 実は大和市内で246号線に入るためにやや手間取ってしまい,時間のロスはあったのですが,開始予定時刻よりも前に寺に到着することができました。概ねいつも通りの時間,30分ほどですが,それでふたつの法要は終了。ただ,前月にK伯母の三回忌などを行っている南区内のお寺は,本堂は椅子になっているのですが,こちらはそうではなくて畳敷きの上で座布団に座るという形になりますから,時間は短くても,こちらの方が楽ではないという一面もあります。
コメント
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