スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

棋王戦&出血

2011-12-26 18:57:59 | 将棋
 久保利明棋王への挑戦者を決める第37期棋王戦挑戦者決定戦変則二番勝負第一局。対戦成績は1勝すればよい勝者組の郷田真隆九段が4勝,2勝が必要な広瀬章人七段が1勝。
 振駒で郷田九段の先手。広瀬七段のごきげん中飛車③▲4八銀から相穴熊に。中盤は先手が苦労したように思いますが,うまく打開して勝負に持ち込んだとみえた局面から,後手が一気に決めてしまいました。
                         
 ここで△4四角。これは△2九馬から△8七桂を狙った単純な手にも思えます。先手は▲7七金と受けました。後手は△2七歩と叩いて▲同飛に△5六馬。これが角を打った真の狙いであったよう。先手は▲8四歩と突いたのですが,いきなり△7七角成と切り,▲同銀に△7八銀。▲同金△同馬▲8八銀打に△6七金と打たれ,先手はこの攻めを振りほどくことができなくなってしまいました。
                         
 第2図以下,先手も懸命に粘ったものの,後手がうまく寄せきりました。
 広瀬七段が勝って挑戦権の行方は第二局に。ここのところ勝者組は第一局で勝って挑戦,第一局を敗者組が勝つと第二局も勝って挑戦というパターンが続いていますが今期はどうなるでしょうか。年明け1月6日に指されます。

 この日の病院は非常に混雑していまして,採尿は自分でやりますから問題ありませんが,採血までにはずいぶんと待たされました。そしてその採血の後に,ちょっとしたハプニングがありました。
 採血が終りますと,その部分にガーゼを当てて5分ほど押さえているように指示を受けます。1度だけ青いアームバンドを当てられたときがありましたが,そのとき以外はいつものことで,これはもう手慣れたもの。だからこの日も終了後にすぐに食堂には向わず,中央検査室のベンチで押さえていたのです。ところが自分では気付かなかったのですが,この日はなかなか出血が止まらなかったようで,ガーゼに血が滲み,さらにそれが溢れ出ていました。こうしたケースがあるということは聞かされていましたから,それほどの驚きではなかったのですが,僕自身には初めてのことでしたので,ちょっとびっくりしたのも事実。帰宅してから見てみますと,内出血の跡も大きくなっていましたから,僕自身の体質的な問題というよりも,たぶん採血の際の注射に問題があったのではないかと思われます。
 前回は検診の予約などもしましたし,予約が午後2時でしたから,昼食を終えてもそれほどの空き時間があったわけではありません。しかしこの日は2時半で,さらにするべきこともありませんでした。いくら混んでいたとはいえ,昼食後はそれなりの時間があったわけですが,入口付近のロビーで読書をして過ごし,予約時間の10分ほど前に,総合内科の受付に向い,そちらのベンチで待機していました。
 検査が混雑している日は診察も混んでいて,そのために待ち時間が長くなるということは経験的に理解していました。だからこの日もいつもよりは長めの待ち時間にはなるだろうとは思っていました。しかしこの日は本当に長いこと僕の順番を示す番号が表示されず,ようやく診察が開始されたのはもう午後4時になってからでした。以前に午後3時の予約で午後4時を過ぎてから診察が始まったということはあったのですが,この日の待ち時間はそれよりも長く,過去最長でした。どうもハッピーマンデーの影響で月曜が休診というケースが多くなり,ここにきてそれが捌ききれなくなってきていたようです。
コメント
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