スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

高松記念&処置

2011-02-22 19:04:05 | 競輪
 直前の欠場などもあり,S級S班は2名の参加となった高松記念の決勝。並びは村上-浜口の近畿中部,三宅-井上-香川の中四国,吉本-加倉の福岡で,佐々木と武井は単騎。
 前受けは三宅。4番手に吉本で6番手に村上,武井,佐々木と続いて周回。打鐘前のバックで吉本が動き,三宅を叩いて前に。村上が内から,武井が外から番手を狙いにいくような形となりましたがここは加倉が確保。武井との争いを制して3番手に入った村上がバックから発進。武井と絡んだ浜口が離れたので単騎となりましたが問題なく捲りきり,そのまま後ろを寄せつけずに優勝。吉本の番手から出た加倉が2着。後方からの捲り追い込みとなった三宅が3着。
 優勝した京都の村上義弘選手は昨春の共同通信社杯以来のグレード制覇で記念競輪は約1年前の向日町記念以来となる節目の20勝目。自身はグレード制覇から遠ざかっていたわけですが,ずっと近畿を牽引していて,ここは明らかに力量上位の組み合わせでしたので順当な優勝といえるでしょう。自分が優勝できるかどうかは別に,今年も間違いなく中心選手として活躍するだろうと思います。
                         

 いくら考えてもはっきりとした原因を特定することはできませんが,HbA1cの悪化という結果が出た以上は,それに対して何らかの処置をする必要があることはいうまでもありません。もっとも,処置といっても,僕は薬物療法としてはインスリンの注射をしているだけで,それ以外の飲み薬などを用いているわけではありませんから,方法というのもごく限られたものになります。もちろんそれは,注射するインスリンの量を増やすということなのですが,今回の場合は,そうした方法を施すのにも困難な面がありました。というのは,血糖値の推移というものに,はっきりとした傾向が認められなかったからです。
 すでに説明してありますように,僕の場合は日に3度の食事の前に超速効型のインスリンを注射し,夕食前に持続効果型のインスリンも合わせて打っていました。打つ量に関しては変動がありましたが,この強化インスリン療法にはずっと変化はありません。そこで,たとえば昨年の冬のように,朝食前の血糖値が,睡眠前の血糖値に比べて下がらなくなっているという傾向があるなら,持続効果型のインスリンを増量すればよいということになります。あるいは,これも僕には経験がありましたが,昼食前の血糖値がほかの時間帯に比べて高いということであれば,朝食前の超速効型のインスリンの注射量を増やせばいいということになります。しかし今回のように,はっきりとした傾向が出ていない場合には,インスリンの増量自体は必須であるとしても,どの時間帯のインスリンをどれだけ増やせばよいのかということが分からないのです。
 ということで,今回はインスリンの増量はせず,次の診察までの経過をさらに注意深く観察していくということに落ち着きました。要するに治療としては何の処置も講じないということです。HbA1cが高ければ,合併症を生じる可能性は高まりますが,血糖値が高いということだけで,それが緊急に生命に関わるということはありませんので,こうすることになったのです。もちろんこれは,この時点で,ほかの検査に関しては特段の異常が発生していなかったから可能なことでした。
 次回の通院は4月4日。このときの検査で状況が改善していなければ,詳しく検査するために入院することになりそうです。もしもそれ以降,このブログの更新が停止することがあったなら,入院したのだとお考えください。
コメント
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