里見香奈倉敷藤花が好内容で一気に王手を掛けて迎えた第36期女流名人位戦五番勝負第三局。
里見倉敷藤花の先手で中飛車。清水市代女流名人が序盤でちょっとした工夫をして天守閣美濃に組み持久戦に。その後,相銀冠となった駒組段階では後手の模様がよく,先手が勝負をかけなければならない将棋になりました。
飛車を走られるのを防いで銀が上がったところ。先手が☗6五桂と跳ねたのに対し,後手は☖8六歩と攻め合いに。このため☗7三桂成の勝負手を与え,☖同銀に☗6一飛成。☖8七歩成にも構わず☗2五歩とこちらに手をつけ,☖7八と☗2四歩☖1二銀に☗8四歩☖8二飛と押さえ,一転して☗6四歩(第2図)とこちらにと金を作りにいきました。
この間の駒割は後手の金桂得ですが,龍と玉頭の拠点が大きく,ここでは少なくとも難しい,あるいは先手の方がむしろ指せる局面かと思います。
後手はここで☖3五桂。対して先手は☗6三歩成。この後,玉頭戦が展開されましたが,部分的な戦いになってしまうと駒得はあまり生きません。盤面右側の駒をうまく使った先手の勝ちになりました。
3連勝で里見新女流名人誕生。3局を通して苦しかったのはこの将棋の序盤くらいですから,シリーズを通しての完勝といっていいでしょう。今日は女流棋界の新時代の幕開けとなる日だったかもしれません。
話が少しだけ前後しますが,中央検査室におけるm先生自身の手による検査の後,僕たちは再び耳鼻咽喉科の診察室へと戻っています。次回の診察の日付などは,中央検査室で告げられたわけではなく,耳鼻咽喉科の方で告げられたわけです。そしてこの日はさらに薬の処方がありました。
処方されたのは2種類で,まず抗生物質。これは初診のときにも処方されたのと同じメイアクトMS錠というもの。初診のときに処方されたのは,痛みや腫れの原因となっているであろうものを殺すためであったわけですが,このときは,喉に注射をしましたので,その部分が化膿してしまうのを抑止するためです。僕にも経験がありましたが,歯医者で抜歯をしたときに抗生物質を処方されるというケースがあるかと思います。このときの処方の理由に関してはそれに似たようなものと考えていいのだろうと思います。とくに僕のような糖尿病患者は,一般に身体の免疫力というものが低下していますので,化膿してしまう危険性というのもその分だけ高いのかもしれません。もっとも,このときは,とくに僕が糖尿病であるからという理由で処方されたわけではありません。また,処方の理由がこうしたものでしたから,3日分でした。
もうひとつは胃薬です。これは抗生物質で胃が荒れることを防ぐため。やはり前回と同様のガスロンN・OD錠でした。
僕は薬学の知識はまったくありませんから,メイアクトMS錠が抗生物質としてどの程度の強さをもつものかは知りません。ただ,薬品としての抗生物質としてはもっと効果が強いものもあります。抗生物質を飲めばだれでも胃が荒れるというものではなく,体質による個人差もあるでしょうが,医師や病院によっては抗生物質だけを処方し,胃薬は処方しないというケースもあるようですから,もしもそうした場合には,胃薬も処方してくれるようにお願いした方がいいのではないかと思います。
里見倉敷藤花の先手で中飛車。清水市代女流名人が序盤でちょっとした工夫をして天守閣美濃に組み持久戦に。その後,相銀冠となった駒組段階では後手の模様がよく,先手が勝負をかけなければならない将棋になりました。
飛車を走られるのを防いで銀が上がったところ。先手が☗6五桂と跳ねたのに対し,後手は☖8六歩と攻め合いに。このため☗7三桂成の勝負手を与え,☖同銀に☗6一飛成。☖8七歩成にも構わず☗2五歩とこちらに手をつけ,☖7八と☗2四歩☖1二銀に☗8四歩☖8二飛と押さえ,一転して☗6四歩(第2図)とこちらにと金を作りにいきました。
この間の駒割は後手の金桂得ですが,龍と玉頭の拠点が大きく,ここでは少なくとも難しい,あるいは先手の方がむしろ指せる局面かと思います。
後手はここで☖3五桂。対して先手は☗6三歩成。この後,玉頭戦が展開されましたが,部分的な戦いになってしまうと駒得はあまり生きません。盤面右側の駒をうまく使った先手の勝ちになりました。
3連勝で里見新女流名人誕生。3局を通して苦しかったのはこの将棋の序盤くらいですから,シリーズを通しての完勝といっていいでしょう。今日は女流棋界の新時代の幕開けとなる日だったかもしれません。
話が少しだけ前後しますが,中央検査室におけるm先生自身の手による検査の後,僕たちは再び耳鼻咽喉科の診察室へと戻っています。次回の診察の日付などは,中央検査室で告げられたわけではなく,耳鼻咽喉科の方で告げられたわけです。そしてこの日はさらに薬の処方がありました。
処方されたのは2種類で,まず抗生物質。これは初診のときにも処方されたのと同じメイアクトMS錠というもの。初診のときに処方されたのは,痛みや腫れの原因となっているであろうものを殺すためであったわけですが,このときは,喉に注射をしましたので,その部分が化膿してしまうのを抑止するためです。僕にも経験がありましたが,歯医者で抜歯をしたときに抗生物質を処方されるというケースがあるかと思います。このときの処方の理由に関してはそれに似たようなものと考えていいのだろうと思います。とくに僕のような糖尿病患者は,一般に身体の免疫力というものが低下していますので,化膿してしまう危険性というのもその分だけ高いのかもしれません。もっとも,このときは,とくに僕が糖尿病であるからという理由で処方されたわけではありません。また,処方の理由がこうしたものでしたから,3日分でした。
もうひとつは胃薬です。これは抗生物質で胃が荒れることを防ぐため。やはり前回と同様のガスロンN・OD錠でした。
僕は薬学の知識はまったくありませんから,メイアクトMS錠が抗生物質としてどの程度の強さをもつものかは知りません。ただ,薬品としての抗生物質としてはもっと効果が強いものもあります。抗生物質を飲めばだれでも胃が荒れるというものではなく,体質による個人差もあるでしょうが,医師や病院によっては抗生物質だけを処方し,胃薬は処方しないというケースもあるようですから,もしもそうした場合には,胃薬も処方してくれるようにお願いした方がいいのではないかと思います。