スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

宇都宮記念&マスク

2009-06-02 19:06:56 | 競輪
 ここのところ絶好調だった伏見選手が腰の負傷のため欠場となってしまった宇都宮記念。今日が決勝(動画)でした。
 佐藤に藤田,神山拓弥ー武田ー神山雄一郎ー坂本ー黒崎の栃木茨城,石毛ー伊勢崎の千葉。地元勢が分かれなかったので不均衡な並びとなりました。
 Sは佐藤が取りそのまま前受け。3番手に石毛で5番手以降に地元勢。神山拓弥の上昇は残り2周のバック手前から。そのまま一気に踏み上げ,ラインで出切ると打鐘過ぎには早くも先行。6番手に佐藤,8番手に石毛で一列棒状。さらに最終バック手前で武田が番手捲り。後ろが動かず,直線で武田を交わして抜け出した神山雄一郎の優勝。直線入口の手前からようやく踏み込んだ佐藤が2着。3着は武田。
 優勝した栃木の神山雄一郎選手は昨年1月の和歌山記念以来,ほぼ1年半ぶりとなる記念競輪95勝目。できれば100勝まで達成してほしいと思いますが,残された時間がまだまだあるというわけではなく,少し難しいのかもしれません。今日は神山選手を優勝させるために周囲が頑張ったので,展開的には最高になりました。個人的にいうなら,こういうレースはあまり好きではありません。

 日常生活ではマスクをしていませんでしたが,僕は一時期だけですが職場ではマスクをしていた,厳密にいうならマスクをすることもあったという経験はあります。それは大学卒業後に最初に働いていた食品工場でのことでした。もっとも,食品工場なのだからマスクは必須なのかといえばそうでもなく,着けている人もいれば着けていない人もいました。ただ,この工場はその食品の原材料のひとつに小麦粉がありまして,それも大量に使いますから,食品に対してどうこうというより,自分自身のためにマスクを着用するかどうか迫られるというところ。僕はいつもしていたわけではないですが,気が向けば着用していました。マスク自体は会社で用意してありましたので,その日になってから着けるか着けないかを決めることができたのです。
 あるとき,僕はマスクをしたまま食品を釜に入れていました。釜といってもこれはたぶん多くの人がそうは想像できないであろうベルトコンベア式のもので,こちら側から入れられた食品が,焼き上がって向こう側から出てくるというシステム。僕は入口の方で入れていたわけです。このとき,食品は鉄板の上に載せてあるのですが,この釜の場合,鉄板と鉄板の間は横方向にも縦方向にも隙間ができると焼きむらができるのでよろしくない。鉄板はラックに載せてあって,釜の大きさからしても鉄板は2枚を横に並べられるだけでしたから,ラック1台だけであればこれは何ということもない仕事ですが,ときにはラック何台にもわたって連続で釜入れしなければなりません。その場合はラックの出し入れなども関係してきますので,こう簡単に記すことができるほどに楽な仕事ではありません。このときに,ちょっとした事件が起こったということがありました。
コメント
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