スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

女流王将戦&第二部定理七

2006-05-29 23:15:45 | 将棋
 今日は女流王将戦の第三局が指されました。ネット中継がないので棋譜はおろか戦型も不明(おそらく明日の日刊スポーツに掲載されると思います)ですが,中井広恵女流六段が千葉涼子女流王将に勝って,対戦成績を2勝1敗とし,タイトル奪取にあと1勝としたようです。このふたりの対戦は昨年と同一カード。昨年は逆の立場で,中井さんに千葉さんが挑戦,3連勝で見事に初のタイトルを獲得したのです。つまり中井さんにとっては雪辱戦にあたります。この第三局を後手番で勝ったのは大きいと思われます。

 続いて定理七です。「観念の秩序および連結は物の秩序および連結と同一である」。そこで定理六と定理七とを合わせれば,次のことが明らかになります。物体は観念あるいは思惟の属性がなくてもあることができる。一方,観念は物体あるいは延長の属性がなくても考えられる。にも関わらず,物体の原因と結果の秩序と連結と観念の原因と結果の秩序と連結は同一である。AとAの観念が同一の個体で,合一しているということは,ここから導き出されているのです。
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