スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

岸和田記念&第二部定理三九

2006-05-06 21:27:35 | 競輪
 また1日遅れとなってしまいましたが昨日決勝レースのあった競輪の岸和田記念。逃げた山崎芳仁選手の番手から抜け出した大分の大塚健一郎選手が優勝,西武園記念に続いて記念競輪連覇となりました。
 北日本と九州ですから,こういう連係は最初で最後になるかもしれません。大塚選手にとっては東のマーカーが不在であったのが幸いした感じです。また,それでも先行した山崎選手もさすがですね。
 2着は最後方から追い込んだ矢口啓一郎選手,3着は一丸安貴選手でした。

 そして,今日からは大垣記念が始まっています。決勝は9日。こちらは前日に予想して当日に掲載する予定です。

 明日はNHKマイルカップです。フサイチリシャール◎とマイネルスケルツィ○は,戦ってきた相手や着差を考えるとほぼ互角。この2頭がここは強力です。大外と最内というのはちょっとイヤですが,一方が崩れることがあっても,もう一方は勝ってくれるのではないかと思います。ほかの馬をあげるとなると難しいですが,最も魅力を感じるのはキンシャサノキセキ△。レースにいって少し抑えすぎている感じがします。そして鞍上(武豊騎手)込みでロジック△。それからドラゴンウェルズ△まで。

 第一部定理九から第一部定理九系を導くことはできないが,第一部定理七とその備考から考える限りでは第一部定理九系の内容には保持するべきことが残っているという結論は,ある意味では矛盾したことをいっているのかもしれません。そこでこの齟齬に何らかの折り合いをつけるべく,多少は無理気味にでも『エチカ』に訴えるとしたら,そのヒントとなるのは第二部定理三九ではないかと考えます。
 「人間身体および人間身体が刺激されるのを常とするいくつかの外部の物体に共通でかつ特有であるもの,そして等しくこれら各物体の部分の中にも全体の中にも在るもの,そうしたものの観念もまた精神の中において妥当であるであろう」。
コメント
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